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本と映画と政治の批評
by thessalonike5


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伊豆大島の惨劇 - 警察は捜査を、関係者の事情聴取を
伊豆大島の惨劇 - 警察は捜査を、関係者の事情聴取を_b0090336_16492140.jpg伊豆大島の集中豪雨の被害は、死者・行方不明合わせて50人という大惨事になった。伊豆大島の人口は8000人。50人は全人口の0.63%に該当する。東日本大震災での宮城県の死者・行方不明者数は、県全体の人口の0.46%。小さな共同体である伊豆大島は、今、島の歴史が始まって以来の大きな悲劇に直面している。昨日(10/16)からずっとTWで乱打しているが、これは単なる自然災害による不運な犠牲ではなく、明らかに人災であり、不作為による業務上過失致死の刑事事件だ。避難勧告が事前に発せられていれば、また、特別警報が(早い時刻に)出されていれば、このような未曾有の惨劇が起きることはなかった。行政は住民の生命と安全を守る義務がある。災害から住民の命を守るために、防災行政の法令と制度があり、責任当局が税金を使って運用している。今回のケースで言えば、島の住民が就寝する午後11時前に、避難勧告(町役場)なり、特別警報(気象庁)が出されていれば、多くの住民が命を落とすことはなかっただろう。過失責任の所在は否めない。昨夜、マスコミはどんな具合に責任のなすりつけをするだろうと興味津々でテレビ報道を注目したが、案の定、NHKも、テレ朝も、大島町長の川島理史を槍玉に上げ、責任追及して糾弾する姿勢に徹していた。予想どおりの図だ。しかし、これは気象庁とマスコミ自身の責任を隠し、スケープゴートに責任転嫁する狡猾な政治である。




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伊豆大島の惨劇 - 警察は捜査を、関係者の事情聴取を_b0090336_16505118.jpg

by thessalonike5 | 2013-10-17 23:30
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