人気ブログランキング | 話題のタグを見る

本と映画と政治の批評
by thessalonike5


S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
access countベキコ
since 2004.9.1


















安倍晋三による政教分離違反とマスコミの国家神道宣伝
安倍晋三による政教分離違反とマスコミの国家神道宣伝_b0090336_1643196.jpg昨夜(10/2)のNHK-NW9は、冒頭から30分間、ずっと伊勢神宮の「遷御の儀」を中継して特集した。井上あさひが現地に飛び、宇治橋の前でカメラの前に立つという熱の入れようで、20年に一度の式年遷宮の行事を長々と映像で説明し、まるで「歴史秘話ヒストリア」を見ているような気分だった。朴槿惠による慰安婦問題に関する発言など、重大なニュースは多くあったが、「遷御の儀」の意義と神秘を視聴者に説教し、伊勢神宮への崇敬を誘起し演出するだけで時間を潰した。20年前(1993年)も式年遷宮はあり、テレビ報道で紹介された記憶がある。が、こんなに詳しく念入りに、トップ扱いの放送はなかった。今回はNHKだけでなく、テレ朝の報ステまで整列右倣えして、NHKと同じ「遷御の儀」の奉祝報道を賑々しく盛り上げている。呆気にとられてしまった。これは異常だ、何かおかしいと思ったら、案の定、安倍晋三と麻生太郞がこの暗闇の秘儀に正装で参列していた。NHKは、首相と副首相の訪問と出席を、言祝いだ論調の原稿のまま当然のことのように報道した。この行為が、憲法20条の政教分離の原則に違反する恐れがあるという懸念を含み、すでに当日昼、菅義偉の記者会見で質疑があったにもかかわらず、大越健介はその点に全く触れなかった。そのことも恐ろしいけれど、もっと慄然とするのは、朝日系列の報ステで、安倍晋三が参列した事実が語られなかったことだ。報ステは安倍晋三の参列を捨象した。




続きの内容をレジまぐ版の方に詳しく公開しました。コメントはこちらにお願いします。ログイン画面はこちらです。

安倍晋三による政教分離違反とマスコミの国家神道宣伝_b0090336_16444535.jpg

by thessalonike5 | 2013-10-03 23:30
<< 働けど働けどなお我が暮らし楽に... 昔のIndexに戻る 消費税増税の奉祝報道 - 軽減... >>