本と映画と政治の批評
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<   2013年 10月 ( 15 )   > この月の画像一覧
山崎豊子は3.11を描けるか - 関口宏の錯覚と寺島実郎の欺瞞
b0090336_1793711.jpg昨日(10/6)のTBSサンデーモーニングの「風をよむ」で、山崎豊子の訃報と追悼がテーマに取り上げられていた。このことは、ほぼ事前に予想できたことで、2007年の「華麗なる一族」、2012年の「運命の人」と、TBSは山崎豊子のお世話になっている。加えて、山崎豊子は毎日大阪の元記者だ。この1週間のニュースを睨んで、「風をよむ」でこの企画を組まれるのは自然の成り行きに見えた。そこで発されたメッセージは、山崎豊子は現代史の真実を教えてくれたという総括で、佐藤忠男が登場し、山崎豊子の偉業と功績が讃えられた。最近の作家は、面白ければそれでいいという、時代の風潮に乗った安易な作風に流れていて、今こそ山崎豊子的な作家が登場しなくてはいけないと訴えていた。関口宏も、スタジオのコメンテーターも、その一般論に軽く頷き、山崎豊子的な「社会派」の作品が必要だと声を揃えた。田中優子は、そうした「社会派」を市場が需要していて、出現すれば消費者が積極的に支えるはずだと語っていた。見ながら、多くの視聴者はこの「風をよむ」の議論に共感し、納得したことだろう。けれども、私には違和感と抵抗感が残った。軽薄すぎる。1週間前に記事で指摘したような問題意識は、この「風をよむ」の中には微塵もない。「山崎豊子は社会派だった。社会派の作家が今いない。今こそ社会派が必要で、出れば必ず市場で売れる」。そういう認識と発想でいいのだろうか。違う。根本的に現状を見誤っている。
 

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by thessalonike5 | 2013-10-07 23:30
働けど働けどなお我が暮らし楽にならざり - 剰余価値を見る
b0090336_1812832.jpg安倍晋三が10/1に消費税の8%増税を発表して、その夜と次の朝、マスコミと官僚は増税決定を祝賀する儀式で狂喜乱舞し、画面と紙面の<ビールかけパーティー>で盛り上がったが、それが終わった途端、増税(8%)や経済対策(5兆円)やインフレ(+4%)の問題を一言も報道で触れなくなった。10/1の閣議決定と官邸発表が、長年、増税実現のために動いてきた官僚とマスコミにとって特別な日であり、最後の締めくくりの日であり、勝利宣言を轟かせて暴れて騒ぐ日であり、つまりは打ち上げの祝宴日だったことを、このことは示している。われわれ国民は敗者であり、勝者たる官僚とマスコミと財界の前で、無力感に打ちひしがれ、うなだれ俯いて歯噛みする役回りなのである。早速、マスコミ各社が10/1の増税決定について世論調査を上げている。しつこく念入りに画面と紙面で「説得」したものだから、国民も物わかりよく「納得」したらしく、共同通信では、増税に賛成が53.3%で、反対の42.9%を上回った。無論、これも官邸とマスコミが予め周到に仕組んだ細工で、この「数字」でなければ4月から安んじて増税ができない。反対多数の世論が露わになってしまうと、10月中旬からの国会が面倒になり、半年間の増税移行の事務に支障が生じる恐れがある。1年半後にはまた引き上げなくはならず、マスコミは、ここで正直に正しい世論を見せるわけにはいかないのだ。マスコミが消費税増税の推進主体なのだから。


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by thessalonike5 | 2013-10-04 23:30
安倍晋三による政教分離違反とマスコミの国家神道宣伝
b0090336_1643196.jpg昨夜(10/2)のNHK-NW9は、冒頭から30分間、ずっと伊勢神宮の「遷御の儀」を中継して特集した。井上あさひが現地に飛び、宇治橋の前でカメラの前に立つという熱の入れようで、20年に一度の式年遷宮の行事を長々と映像で説明し、まるで「歴史秘話ヒストリア」を見ているような気分だった。朴槿惠による慰安婦問題に関する発言など、重大なニュースは多くあったが、「遷御の儀」の意義と神秘を視聴者に説教し、伊勢神宮への崇敬を誘起し演出するだけで時間を潰した。20年前(1993年)も式年遷宮はあり、テレビ報道で紹介された記憶がある。が、こんなに詳しく念入りに、トップ扱いの放送はなかった。今回はNHKだけでなく、テレ朝の報ステまで整列右倣えして、NHKと同じ「遷御の儀」の奉祝報道を賑々しく盛り上げている。呆気にとられてしまった。これは異常だ、何かおかしいと思ったら、案の定、安倍晋三と麻生太郞がこの暗闇の秘儀に正装で参列していた。NHKは、首相と副首相の訪問と出席を、言祝いだ論調の原稿のまま当然のことのように報道した。この行為が、憲法20条の政教分離の原則に違反する恐れがあるという懸念を含み、すでに当日昼、菅義偉の記者会見で質疑があったにもかかわらず、大越健介はその点に全く触れなかった。そのことも恐ろしいけれど、もっと慄然とするのは、朝日系列の報ステで、安倍晋三が参列した事実が語られなかったことだ。報ステは安倍晋三の参列を捨象した。


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by thessalonike5 | 2013-10-03 23:30
消費税増税の奉祝報道 - 軽減税率の嘘、剰余金の偽計
b0090336_1647823.jpg昨夜(10/1)のテレビと今日(10/2)の新聞は、消費税増税8%のニュースでびっしりだ。NHK-NW9のスタジオに安倍晋三が出張り、増税と5兆円対策の宣伝をやっていた。夕方の会見を全放送局に中継させ、さらに夜9時からテレビ出演して念を押すしつこさに、テレビの前で拷問の責め苦を受けているように感じた。1年半経ったら、また同じことが繰り返される。そう思うと、さらに憂鬱が重くなる。この1-2週間ほど、マスコミは、汚染水問題も放ったらかして、消費税8%引き上げ時の経済対策がどうのこうのという、官邸が撒くネタを嬉しそうに流し、画面と紙面を埋めていた。今日の朝日は、1、2、3、4、6、7、8、16、17、39面と、10面使って賑々しく消費税増税の奉祝報道を特集している。6、7面の「解説」は、官僚から予め提供されていた記事の体裁で、ほとんど政府公報の広告紙面と同じ編集だ。消費税増税の法案が国会で可決成立したときもそうだった。「暮らしがこう変わる」などと、大ハシャギの紙面構成だった。6年ほど前から消費税増税賛成に立場を切り換え、政府の代理で国民の洗脳工作に励んできたマスコミは、こうして長年の悲願が叶い、嬉しくてたまらず、迸るように歓喜を爆発させ、奉祝報道の「ビールかけ」騒ぎに興じているのである。少数エリートによる高尚な意思が、多数の愚衆どもの怠惰(NMBY)を制し、「国家を慮った」政策を実現できたことで、朝日は嬉しくてたまらないのだ。腐ったエリートの喜悦。


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by thessalonike5 | 2013-10-02 23:30
山崎豊子の死を悼む - 母なる知性の喪失と「大きな物語」
b0090336_14554841.jpg昨日(10/1)、山崎豊子の死が報じられ、報ステで紹介された仲代達矢の言葉が印象に残った。一言一句を暗記してはいないが、こんなコメントが流れた。「最近は、山崎さんのような社会を描いた作品が少なく、社会をテーマにした映画が少ない」。この意味のことを言った。ネットで言葉を拾おうと試みたが、よく確認することができない。仲代達矢は舞台の上映のため能登演劇堂に滞在していて、そこでマスコミの取材を受けている。能登演劇堂は七尾にある。東京から遠く離れ、金沢からでも1時間かかる場所だ。マスコミの取材は電話によるものであり、報ステのコメントの画面は最近撮られた映像に音声を被せて編集されていた。仲代達矢は山崎豊子のお気に入りの役者で、「不毛地帯」、「華麗なる一族」、「大地の子」の重要なキャストで抜擢されている。仲代達矢の他のコメントを探すと、スポーツ報知の記事が最も分量が多い。「どんな小さなことでも徹底的にお調べになって書かれた。その姿勢が骨太で堂々とした男性も書けない反体制の作品を生み出したんだと思います。残念で寂しいです」とある。朝日の記事では、「今、あんな人がほかにいますか? 本当に惜しい方を亡くしました」と語っている。朝日の記事での言葉が、報ステで流れた発言に近い。山崎豊子のような作家が「今いない」、「他にいない」ということを強調していた。


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by thessalonike5 | 2013-10-01 23:30
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