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by thessalonike5
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<   2013年 10月 ( 15 )   > この月の画像一覧
秘密保護法案の政局 - 共産党はデモを行動提起せよ
b0090336_16134940.jpg秘密保護法案について。この政治戦は期間が限られている。日程が決まっている。短期決戦であり、残り1か月の時間しかない。1か月後には結果は出ている。衆参で可決成立か、それとも継続審議で先送りか、二つに一つだ。前者なら敗北、後者なら勝利。前者の場合は、今、マスコミやネットで言われている悪夢が現実のものになる。時間がない。そろそろ、秘密保護法とは何かを喋々するばかりでなく、これを阻止するにはどうすればよいのか、政治の具体策を論じ合おうではないか。ネットの議論を見ると、秘密保護法に反対する者の意見は、法案の中身や目的がどういうものかという解説ばかりが無闇に多い。無論、それは必要だ。各自が議論を積み重ねることは重要で、検証が進めば進むほど反対世論が多くなるという事実は確かにある。しかし、内容の説明や矛盾の指摘については、マスコミ報道(東京・毎日・朝日)が活発にやっている。情報の質も量も、説得力も十分と言っていい。ネットの市民言論は、むしろ、この法案を政治的にどうやって葬り去るか、その具体的図式を明らかにし、戦術論を喚起し追求しなくてはいけないのではないか。どうすれば、どうなれば、秘密保護法案を継続審議に持ち込むことができるのか、この政治戦に勝てるのか、それが知りたい。この1か月、われわれはどう動くべきなのか、時間とエネルギーをどう効率的に使えばよいのか。作戦計画こそが必要だ。


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by thessalonike5 | 2013-10-29 23:30
秘密保護法反対の巨大デモを - プラカードに藤原紀香を
b0090336_1526157.jpg先週末(10/25)、遂に秘密保護法案が閣議決定され、国会に提出された。が、週末のマスコミ報道は、この法案に反対する論調のものが並び、成立阻止への期待と気運を盛り上げる3日間(10/25-10/27)となった。まず、10/25の夜、報ステで特集的な報道が用意され、孫崎享と原田宏二が映像で登場して問題点を論じていた。非常に秀逸な内容で、これまでのマスコミの秘密保護法に関する報道の中で最も本質に迫ったものと評価できる。そこで説明されたキーワードは二つ、戦争と監視。戦争について、米軍とのインターオペラビリティを担保する法的措置を2+2で要請された件を孫崎享が担当した。これが秘密保護法の発端であり、直接的契機である。続いて、元北海道警の原田宏二が登場し、公安警察が法律を拡大解釈し、法的に正式な捜査でもないのに国民を監視し、恣意的に濫用する危険性を指摘した。二人の説明は、「秘密保護法とは何か」だが、二人は違うことを言っている。違うことを言っているが、この二つは秘密保護法の本質の両面であり、どちらも欠くことができない。TWを見ていると、二つのうち一点のみを強調している議論が多い。それは片手落ちの認識だ。そしてまた、秘密保護法の実体を複雑にし、批判の要点を混乱させている原因でもある。その点で、報ステのスタッフは非常に優秀と言える。戦争と監視、この二つを言わなくてはいけない。
 

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by thessalonike5 | 2013-10-28 23:30
秘密保護法の政治の考察 - 左派は本当に戦争反対なのか
b0090336_16215875.jpg最新の情勢から。大手マスコミでは無視されて報道されないが、秘密保護法に対する反対の動きが活発になっている。奥平康弘など憲法学者24名が近く反対声明を発表する。東京新聞(中日)が、昨日(10/23)の社説で「戦前を取り戻すのか」と書き、反対の姿勢を明確にして世論に訴えた。同じく、10/23の高知新聞も「国会提出は見送るべきだ」と社説で主張、地方紙で反対の論陣を張るところが出始めている。毎日が10/21の社説で反対の旗幟を鮮明にして以降、反対意見を掲げる地方紙の論調が徐々に先鋭になっている。これまでは「知る権利」について危惧を述べる程度の慎重論だったが、反対論の立場を堂々と唱える社説が出てきた。朗報だ。道新や信濃毎日が続き、地方からの反対世論を盛り上げるだろう。期待したい。また、昨日(10/23)、人権団体のアムネスティ・インターナショナル日本が、「表現の自由の侵害に対する深刻な懸念」を表明、法案を厳しく批判した。さらに、田島泰彦が呼びかけた抗議行動が官邸前で始まり、10/22から10/25まで4日間連続して行われ、初日(10/22)は400人が参加している。10/25(金曜)の人数が注目されるが、例の反原連が占拠しているため、夜20時からの開始とある。ナンセンスな話だ。金曜官邸前デモはオープンイシューにするべきだと、1年以上前から提言しているが、このセクト集団は耳を貸さず、私物にして専有したまま特権を手離さない。


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by thessalonike5 | 2013-10-24 23:30
秘密保護法の情勢 - 「戦争反対」と言わないといけない
b0090336_17455617.jpg昨日(10/22)の新聞の1面記事は、「武器輸出三原則見直し」だった。今日の紙面には、「秘密保護法案を与党会議が了承」の記事が4面に載っている。毎日毎日、怒涛の勢いで戦争に近づいている情勢がマスコミ報道で知らされる。「ローザ・ルクセンブルク」の映画と重なり、凄然とした気分にさせられる。きっと、戦前の一時期、きっと誰かがこんなことを日記に書いていた。そういう作家がいたような気がする。さて、「戦前」とは、いつからいつまでを言うのだろう。定義は定かでない。「戦中」は日中戦争(1937年)からだろうか、それとも太平洋戦争(1941年)からだろうか。ずっと昔は、「戦前」の通念は後者だった。私が中学2年のときの社会科(歴史)の教科書では、それは日中戦争ではなく日華事変であり、事変は戦争ではないという判別からか、1930年代は「戦前」として認識していたように記憶する。私の中の「戦前」のイメージは、向田邦子のドラマが描く社会空間である。黒柳徹子がナレーションし、加藤治子が母親役で出演し、少女の妹役が主人公で、そして必ず、物語の中にハンチング帽をかぶった特高が不気味に登場する、あの向田邦子のドラマの風景だ。ところが、1970年代後半あたりから「15年戦争」という言葉が言われ始め、日中戦争の語が定着し、それに伴って「戦前」の観念ももっと前に遡るようになった。が、どうやら、よく考えれば、その時代区分(歴史認識)も少しおかしいことに気づく。


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by thessalonike5 | 2013-10-23 23:30
映画「ローザ・ルクセンブルク」 - 26年後の戦争と暴力の時代
b0090336_1782283.jpg映画『ローザ・ルクセンブルク』を見た。今週末から話題作の『ハンナ・アーレント』が岩波ホールで公開予定で、マルガレーテ・フォン・トロッタ監督・脚本、バルバラ・スコヴァ主演の、同じコンビによる旧作が前座として一週間だけ上映される興行になった。26年前の1987年、同じ岩波ホールで公開され、そのとき見に行ったので、これが二回目になる。予想したとおり、観客はとても多くて、座席はほぼ満席の状態だった。ほとんどの客が私と同じく二度目の観賞で、この映画との再会を待機していたような雰囲気を感じた。新作『ハンナ・アーレント』を見るとなれば、やはり26年前の旧作に心が向かう。この特別企画は事業として正解だ。中高年で埋まった劇場内を見渡しながら、この人たち一人一人の26年前はどうだったのだろうと思い、26年間はどうだったのだろうと考えた。ネットを検索するかぎり、DVDが一般に売られている形跡がない。TUTAYAの宅配レンタルで探すと、「現在、この作品のレンタル用作品は取り扱いがございません」とレスポンスが出る。ホールが満席だったのは、そういう事情もあるのかもしれない。カンヌ映画祭で主演女優賞を取っているくらいだから、それなりに名作のはずなのだが、どうも市場的には芳しくないようだ。一言で言えば、この映画は、一度見た者には忘れられない衝撃的な感銘を残し、ずっと心に尾を引いて残るのだが、見たことのない者には価値を説明しにくい作品なのである。


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by thessalonike5 | 2013-10-21 23:30
「命を守る行動」 - 気象庁のスパコンは動いていたのか
b0090336_1761074.jpg伊豆大島は、ずっと昔、一度だけ訪れたことがある。熱海から船に乗って行った。現在は高速ジェット船で45分だが、当時は2時間位かかった記憶がある。波が荒くて船室が揺れ、船酔いする乗客もいた。元町港に着き、泊まった民宿もその周辺だっただろう。それっきり足を踏み入れてないが、伊豆大島は私には近しい存在で、いつも空の上から見ている。帰省先から東京に帰るとき、大島上空の付近で「当機は間もなく着陸態勢に入ります」のアナウンスが流れる。「シートベルトをしっかりお締めの上、」の案内と共に減速降下が始まる。機体が大きく左に傾いて旋回を始め、左に眺望していた富士山が消え、窓いっぱいに相模灘の海が広がり、その下奧からピーナッツのような形の黒い伊豆大島が視界に入ってくるのだ。飛行機の操縦士は、伊豆大島を羽田への航空路の中継目標点としていて、それを目視で捉え、言わば左の主翼を伊豆大島に突き立て、左翼をコンパスの軸のようにして左旋回する。そして東京湾に侵入する。あるいは房総半島へ迂回する。西から東へ直線で向かっていた飛行機は、伊豆大島上空で左90度に針路を変え、北に向かって降下する。着陸モードになる。そのとき、三原山がくっきり見え、波浮港がきれいに見える。島の海岸線に立つ白波が見える。だから、伊豆大島は毎度の旅のなじみであり、東海道中の長旅を江戸に帰ってきた者の多摩川みたいなものなのだ。


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by thessalonike5 | 2013-10-18 23:30
伊豆大島の惨劇 - 警察は捜査を、関係者の事情聴取を
b0090336_16492140.jpg伊豆大島の集中豪雨の被害は、死者・行方不明合わせて50人という大惨事になった。伊豆大島の人口は8000人。50人は全人口の0.63%に該当する。東日本大震災での宮城県の死者・行方不明者数は、県全体の人口の0.46%。小さな共同体である伊豆大島は、今、島の歴史が始まって以来の大きな悲劇に直面している。昨日(10/16)からずっとTWで乱打しているが、これは単なる自然災害による不運な犠牲ではなく、明らかに人災であり、不作為による業務上過失致死の刑事事件だ。避難勧告が事前に発せられていれば、また、特別警報が(早い時刻に)出されていれば、このような未曾有の惨劇が起きることはなかった。行政は住民の生命と安全を守る義務がある。災害から住民の命を守るために、防災行政の法令と制度があり、責任当局が税金を使って運用している。今回のケースで言えば、島の住民が就寝する午後11時前に、避難勧告(町役場)なり、特別警報(気象庁)が出されていれば、多くの住民が命を落とすことはなかっただろう。過失責任の所在は否めない。昨夜、マスコミはどんな具合に責任のなすりつけをするだろうと興味津々でテレビ報道を注目したが、案の定、NHKも、テレ朝も、大島町長の川島理史を槍玉に上げ、責任追及して糾弾する姿勢に徹していた。予想どおりの図だ。しかし、これは気象庁とマスコミ自身の責任を隠し、スケープゴートに責任転嫁する狡猾な政治である。


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by thessalonike5 | 2013-10-17 23:30
映画「標的の村」 - 基地負担を押しつけるということ
b0090336_1635831.jpg映画「標的の村」を見た。高江の問題について描かれたドキュメンタリー作品である。高江の問題について、テレビや新聞ではほとんど情報に接することがない。マスコミは高江を報道しない。一度、マコーマックがダワーと対談したNHKの番組の中で、現地を訪れて少し触れたことがあるだけだ。辺野古や普天間については紹介されるが、高江はマスコミではタブーの扱いになっている。高江を出さない。高江という言葉を言わない。だから、高江の問題について全体が整理されたドキュメンタリーを見たいと思っていた。この映画は、実にそのニーズにミートして過不足ない情報上の満足を提供してくれる作品だ。「全体が整理された」とは、空間的かつ時間的な概括という意味だが、その両方でこの作品は説得的で、高江について無知な人間を啓蒙してくれる。まず、空間的説明が重要だ。これまで、高江を上空から撮影した映像を見たことがなかった。高江地区は、広大な北部演習場に囲まれた森の中の場所にある。いわゆる米軍北部演習場は、北の国頭村と南の東村にまたがって広大な領域を占めているが、特に東村は、村の面積の半分に及ぶ北東部のやんばるの森をすっぽり演習場に割かれている。東村を北東部と南西部の二つに分割して、半分の面積の北東部がそのまま米軍演習場になっている。高江地区は、その北東部の演習場の中に、まさに陸の孤島の状態で存在している。


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by thessalonike5 | 2013-10-16 23:30
米国債デフォルトとは何か - 行き詰まる米国の政治と経済
b0090336_17153110.jpg米国の債務上限問題は厄介で、それほど容易に打開できる問題ではない。日本のマスコミ報道やネット政談では、デフォルトを回避することは確実で、その暗黙の前提の上でオバマと共和党が政争を演じているという見方が大勢だ。これは来年の中間選挙を睨んだ両者のパフォーマンスであり、駆け引きの政局バトルゲームだから、眉間に皺を寄せて大騒ぎするほどの問題ではないという認識で軽く傍観している。経済誌も全く注意を払っていない。週刊エコノミストも、週刊東洋経済も、今週号でこの問題を記事にしておらず、無関心を決め込んでいる。私には、この過小評価と不感症こそが異常で、不気味に感じられて仕方がない。きっと、恐慌(パニック)はこんな具合に、誰もが今日と同じ明日が続くと思い、正常性バイアスの海に浸かって平穏な日常を謳歌しているときに、ある日突然起きるものなのだろう。直近の報道であるように、10/17のタイムリミットを迎える前に、4-6週間分、交渉協議の時間を確保すべく、債務上限を暫定的に引き上げるという展開もある。だが、それはあくまでモラトリアムであって、デフォルトの危機を克服する問題解決ではない。両者が衝突している争点はオバマケアの導入であり、法律どおり新年度から施行するか、1年先延ばしにするかである。その選択をめぐって二者が政治対立し、デフォルトを人質にチキンレースを演じている。


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by thessalonike5 | 2013-10-10 23:30
「5品目自由化」を報道しなかったNHK - 受信料を取りながら
b0090336_1642346.jpg昨夜(10/7)のNHKは、7時のニュースも、NW9も、TPP交渉での「5品目自由化」の問題を一切報道しなかった。安倍政権が「5品目自由化」に踏み切った暴挙にも驚かされるが、それ以上に衝撃だったのは、この重大な事実をNHKがニュースの放送から外したことだ。信じられないとしか言いようがない。この問題は一昨日(10/6)の深夜に発生したもので、バリ島ヌサドアビーチのTPP閣僚会合に付き添いで来ている自民党の西川公也(党TPP対策委員長)が、同行取材中の現地の日本のマスコミ記者団に語ったものである。このリゾート地はバブルの頃に日本人に人気があり、AB-ROAD誌上で旅行会社がよく宣伝していた。西川公也は翌日(10/7)の朝のトップニュースに出して、アドバルーンを上げ、既成事実化の地均しを図ろうと企んだのだろう。朝からYahooトップのトピックスにはこの情報が踊り、示し合わせたように甘利明が西川公也の爆弾発言をフォロー、政府として歓迎の意のコメントを発していた。さらに午後になり、石破茂が「5品目」の加工品を関税撤廃の対象にするという具体論まで示唆するに及び、この政治が計画的で用意周到なものであることを窺わせた。こうなると、当然、夜のNHKでその中身を詳しく解説という進行になる。農業関係者に対して既成事実化工作を固め、ついでに言い訳や気休めの台詞を言って宥める役割が、こうした政治でのNHKニュースの分担である。


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by thessalonike5 | 2013-10-08 23:30
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