本と映画と政治の批評
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<   2012年 11月 ( 15 )   > この月の画像一覧
格差社会の政治、政治家の退廃、マスコミへの媚び阿り
b0090336_17521860.jpg昨夜(11/28)、NHKの7時のニュースの中で、福島の原発事故の被災者が国に支援を求め、復興庁の官僚との対話集会に臨む様子が放送されていた。この件、事実の詳細を確認しようと思ってネットを探したが、何も情報が出てこない。NHKだけが報道していて、何か背景があることを感じさせる。政権と官僚がNHKに特別に手配していて、つまりは、来年度予算に少しは計上してやるというという意味なのだろう。それと、この時期だから、民主党の選挙宣伝の意味もあるのに違いない。平野達男を撮ったカメラの視角に、徳永エリがちゃっかり美貌を割りこませていた。「民主党福島復興会議」の事務局長だ。このニュース映像には強く感じさせられるものがあった。平野達男に要望書を提出した女性、この人はおそらく支援団体の代表か何かだろう。「避難している方たちは非常に困窮していらっしゃいます。救済する措置をぜひお願いします」と訴えていた。訴える言葉と表情に、注意を惹かれるものがあった。その後、対話集会の場で官僚に窮状を訴える住民たちの眼差しはもっと悲痛で、切迫していて、ほんの数秒間の映像だったが、とても強烈な印象を残している。残念ながら、NHKは彼らの表情は捉えたが、彼らの言葉をマイクで拾って届けなかった。徳永エリは、もし秘書に始終を撮影させていれば、録画をBlogに公開するべきだ。


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by thessalonike5 | 2012-11-29 23:30
マスコミの言語操作 - 極右を第三極、右翼色を安倍カラー
b0090336_17221133.jpg解散からすでに3週間が経った。投票まであと3週間、各党の選挙公約が出揃い、選挙戦は後半に入っている。告示日を過ぎれば終盤を迎える。選挙戦の半分の時間が過ぎ去ったが、選挙への期待や興味は全く湧いてこない。この選挙は何なのだろうと、憤りと諦めの気分と、不愉快と焦燥感を交錯させながら、テレビの前でずっと戸惑い続けている。このままの情勢が進行し、3週間後に投票所に行くのかと思うと、本当に気が重くて憂鬱になる。何のための投票なのか。極右を政権に就かせ、改憲と国防軍を民意が選択したという選挙に、国民の一人として棄権せず、きちんと参政権を行使しましたと、そう自分を慰め宥める一票なのか。この選挙を面白がっているのは、第三極劇場の制作と演出をしているマスコミ自身だ。安っぽいお笑い番組が、下劣なお笑いタレントとスタッフが内輪ネタで愉しむのを放送して身内で興じるように、マスコミが面白がって自由自在に選挙をドライブしている。マスコミが、後藤謙次と田崎史郎と大越健介が、自作自演の劇場選挙をカメラの前で面白がれば面白がるほど、テレビの前のこちらは苦痛で、鬱懐と憤懣で顔が歪んでしまう。思えば、解散の日、日テレの糟谷賢之とNHKの藤田一宏は、(1)安倍自民が野田民主から政権を取り戻せるか、(2)第三極がどこまで勢力を伸ばせるか、が今度の選挙の争点だと提示した。なるほど、こうして自分たちで周到に定義した「争点」に沿って、テレビはずっと劇場選挙を演出し中継している。


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by thessalonike5 | 2012-11-28 23:30
12/16の意外な審判 - 民意は原発推進と国防軍を選択
b0090336_17315848.jpgマスコミが行っている政党支持率の数字は、各社各局によって少しずつ異なる。ただし、共通した傾向はあり、自民がポイントで民主を1.5倍から2倍近く上回って首位に立ち、その民主に維新が迫っているという構図だ。朝日NHKの数字は、ほぼ似たような状況となっているが、共同通信の11/24-25の世論調査では、維新が民主を追い抜く結果になっている。マスコミの世論調査は毎週1回のペースで発表され、そのときどきのマスコミの劇場報道がそのまま数字に反映される様相になっている。先週について言えば、石原慎太郎と橋下徹の第三極劇場の中継がそのまま数字に貼り付いた。今週の焦点は、嘉田由紀子が脱原発で一つの極を作り、リベラル勢力を結集できるかというところにあり、これに成功すれば、来週初めに発表される世論調査に若干の変動が生じるだろう。告示まで残り1週間、告示から投票まで2週間、告示を過ぎると、そこから大きく投票動向が変わることはない。これまでの選挙では、告示段階の情勢がバンドワゴン効果で拡大し、小選挙区制の特性で優勢側の圧勝という結果に導かれてきた。自民は11/21の選挙公約の発表で、改憲だの国防軍だのと極端な右翼路線を打ち出したが、マスコミはそれを平静に受け止め、世論調査に反映させることもしなかった。自民が公約した改憲の是非について、国民の反応を調査数字で示したマスコミはない。周到に隠している。


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by thessalonike5 | 2012-11-27 23:30
改憲秒読みの選挙戦でヘラヘラ笑っている社民と共産
b0090336_1452513.jpg自民党が政権公約で改憲を明記、9条を改定して自衛隊を国防軍とすると発表した(11/21)。安倍晋三は、「できることしか書かない」と会見で豪語しており、選挙で政権を得れば必ず断行すると言い切っている。予想どおり、改憲の是非が今度の選挙の争点になった。もし自民党が勝って過半数を得れば、9条改定を国民が支持した結果となり、その民意を得て安倍晋三は確実に発議するだろう。週末(11/25)のテレビ番組でも、この問題が取り上げられたが、マスコミ報道では改憲が現実に迫ったことについて全く危機感を示していない。淡々と受け止められていて、改憲反対の切実な声が、論者からも、「街の声」からも、発せられることがなかった。ネットを見ても、マスコミが演出する第三極の劇場報道に興じて戯れている様子は見えるが、改憲が秒読みになった事態について深刻に悩んでいる気配がない。社民や共産の党首の映像を見ても、いつものようにヘラヘラとしているだけで、これを阻止しようとする真剣な表情が見られない。5年ほど前、辺見庸が著書の中で、社民と共産は本当に改憲阻止に動くのだろうかと疑念を漏らしていたことがあった。それを読んだときは、辺見庸の過剰な心配性と猜疑心を感じたものだが、今となっては辺見庸の予感の正しさを痛感させられる。改憲を抑止する3分の1の勢力を院で作ろうと誰も動かない。


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by thessalonike5 | 2012-11-26 23:30
金融緩和問題の構図 - 消費税増税のためのインフレ
b0090336_1453561.jpg金融緩和の議論が争点になっている。以下、三つの点について整理したい。第一に、安倍晋三の唱える3%のインフレターゲットと日銀の国債引き受けは真に景気回復を実現するかという検証。第二に、安倍晋三がこれを打ち出した思惑と真相は何かという解読。第三に、日銀が安倍晋三の政策に反対する本当の理由は何かの分析。まず、第一の問題だが、3%の物価上昇を日銀に目標設定させ、強制的にマネーサプライを増やしても、それだけでは景気の回復にはならない。このことはマスコミでも一般論として説明され、FRBの経験でも言われていて、われわれには常識の事実である。中央銀行がジャンブジャブとマネーを供給しても、市中から先の国内投資に回ることがなく、銀行は成長している新興国への投資や株や商品市場の投機に資金を回す。FRBが過剰に供給したドルはブラジルの不動産投機を起こし、原油市場や穀物市場に流入して価格を高騰させたのみだったし、日銀のゼロ金利の円は、中国やアジア諸国への投資に回り、外国の企業や資産を買収する資金となっている。利益のリターンを求めれば、マネーは自ずと投機やM&Aに流れるのであり、国内の産業を興し、雇用を増やし、景気を活性化する役目を果たさない。米倉弘昌が言っていたとおり、一般論として、国内に需要がないかぎり資金供給は民間設備投資と個人消費の刺激と喚起には繋がらず、逆に不況下のインフレ(スタグフレーション)を惹き起こし、国民生活の悪化を招く懸念すらある。


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by thessalonike5 | 2012-11-21 23:30
迷走し民意を拾えない「反消費税・脱原発・反TPP」勢力
b0090336_12593625.jpg今日(11/20)の朝日の政界面で重要な記事を見つけたので、その紹介から始めたい。テレビ報道やネット情報では拾えない事実があり、市民が期待する左側のドタバタ迷走ぶりが暴露されている。少し長くなるが引用する。「小沢氏は(略)脱原発を結節点に、維新との連携に進むみんなの党を引き寄せるとともに、脱原発に強い思い入れを持つ『みどりの風』などとの結集を目指す構えだ。小沢氏は衆院が解散された今月16日、山田氏と会談した。生活幹部は『維新やみんなの党まで連携の線が延びて欲しい。連携できるなら、小沢代表は解党もいとわない』と語る。ただ、『脱原発』を軸にした結集はそれぞれに思惑に違いもあり、一筋縄にいきそうにない。新党結成直前のみどりをめぐる駆け引きが、その難しさを象徴している。亀井、山田両氏は当初、国政政党化を控えたみどりに合流する方策を探っていた。14日夜、社民党を離党する阿部知子氏、みどりの谷岡郁子氏、『脱原発』の運動を展開している人類学者の中沢新一氏がひそかに会談。谷岡氏はみどりの綱領案を示し、賛同するなら入党を認める姿勢を示した。これに対し、亀井氏は『みんなそれぞれプライドがある。綱領に賛同する人は入れるというやり方ではうまくいかない』と再考を求めた。だが、谷岡氏は譲らず、みどり入りは見送られた」(2面)。


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by thessalonike5 | 2012-11-20 23:30
選挙の前の風景 - 予算(税金の使途)こそ議論が必要
b0090336_14484162.jpgこの年末年始は1/4に休みを取れば9連休になります、と昨夜(11/18)のNHKの7時のニュースで紹介があった。その長い休暇を利用して、ヨーロッパなど遠くの海外へ旅行する人が増えていますと、小郷知子が嬉しそうな顔で言っていた。モンサンミシェルやブランデンブルク門やサグラダ・ファミリアの映像を背景に、近畿日本ツーリストの営業が登場し、この機会にどうぞとセールストークを言う。公共放送の電波を使って旅行会社のCMをニュース仕立てで流していた。例によって銀座で「街の声」を拾い、いかにもそれっぽい感じの人間を出し、「ヨーロッパに行こうと思っている」と言わせた。ヤラセのセリフであることが見え見えだ。前回の「リベラルと中間層」の記事で、テレビ報道が、その中でも特にNHKが、放送を届ける標準的視聴者として都市の富裕層に近い人々に照準を合わせているのではないかと指摘したが、その仮説を検証する有力な材料を得た思いがする。無論、こういう人々も事実としているだろう。けれども、それは日本の国民の一般的な現実とは違う。むしろ、多くはそれとは逆の暗く重い空気の中で生きている。今年、冬のボーナスの支給額は全産業平均で昨年比4.36%減となった。景気判断は4か月連続で下方修正、7-9月のGDPは前期比0.9%減(年率換算3.5%減)で、輸出と内需の落ち込みが深刻に響いている。10-12月はもっと数字が悪化するだろうと予想されている。


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by thessalonike5 | 2012-11-19 23:30
リベラルと中間層 - 「一般国民」像から疎外された人々
b0090336_1453972.jpgリベラル勢力への要求や待望が盛り上がらないのは何故だろうか。河野洋平や関口宏が発する危機感に共感し、BlogやTwitterでリベラル勢力の結集を呼びかけているが、ネット上での反応はきわめて鈍い。日本の政治にリベラルを求める空気が形になって見えてこない。不思議に思いつつ、その理由を考えている。一つの着想として考えが及ぶのは、中間層の破壊と消滅という問題だ。特に若い世代で、中間層的な人間類型の可能性が失われていて、そのことがリベラルの政治的主体性の薄弱さと表裏一体の関係ではないかと思われてならない。中間層としての経済的な基盤がなく、意識を持ち得ていないこと、権利と政治が問題として一つに繋がっていないこと、諦めてしまっていること、中間層的な人間の生き方とそれを保障するリベラルの政治という健全な社会のイメージを描けないこと、その問題を提起したい。まず、朝日の紙面で垣間見た記事だが、石巻だったか、東北の被災地の住民に解散について尋ねたインタビューに対して、「もう政治には何も期待していない」と答えた記事があった。こうした政治不信の言葉は、よく聞く表現であるし、これまでも何度も耳にしてきたものだ。この政治不信の言葉は、そう言いつつも、何かの契機で、年金問題とか政権交代の動機づけ等々で、「政治を変えなくては」という民意に変わり、一票の行動になったりしてきたものだった。


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by thessalonike5 | 2012-11-16 23:30
冬の時代の入口の解散 - 消費税も原発も争点にはならない
b0090336_14403862.jpgずっと、今年中の解散はないだろうと予想していた。解散するなら、民主党は別の代表・総理に切り換え、支持率を一時的に回復させ、目先を変えた上で行うだろうと思っていたからだ。代表選で党首交代がなかったため、来年7月のダブル選挙まで引き延ばす魂胆だろうと推測していた。野田佳彦自身、昨年8月の代表選のとき、「私は解散総選挙はやりません」「ルックスが悪いので選挙に勝てないことは知っています」と言っている。明らかに、野田佳彦はワンポイントであり、選挙の前に顔を変えることは、野田政権が発足して以来の民主党の想定事項だったと言える。選挙は勝つためにやるのであり、解散権はウイニング・ストラテジーに沿って勝機を選ぶ切り札だ。その常識から考えれば、今回の解散は常軌を逸した自爆行動と言える。下野覚悟、党壊滅覚悟の解散。田崎史郎や大越健介などマスコミの政局屋たちは、商売繁盛の機会到来で大はしゃぎして、不意を衝いた攻めの解散だとか、乾坤一擲の決断だなどと言い、野田佳彦を褒めそやかしているが、中身を冷静に見れば、これは「追い込まれ解散」であり、自滅を前提とした「話し合い解散」でしかない。錯乱解散と呼んでもいいだろう。少なくとも、民主党の支持者はこの解散を歓迎していない。歓迎しているのは、自民党と極右とマスコミである。年を越して半年待てば、安倍晋三も橋下徹も「人気」が失墜するのは火を見るより明らかだった。


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by thessalonike5 | 2012-11-15 23:30
「年内解散」の真偽を読み解く - 米国が急がせる再編
b0090336_16594490.jpgマスコミが一斉に「年内解散」を報じている。野田佳彦の周辺からマスコミに情報を発信させている。12/16か12/24の日程で投票だとマスコミが騒ぎ、遅くても1月投票は確実だと言い切っている。唐突な感が否めず、また、マスコミに政局報道で振り回されるのは不愉快なのだけれど、この政治の真偽と意味について考察せざるを得ない。皆さんはどう観測されているだろうか。私は真偽二つのことを考えた。一つは、公債特例法案を切り抜けるためのタクティックスで、野党と世論を調略するための「釣り」だとする見方である。野田佳彦は、8月に同じ手を使って谷垣禎一を騙くらかし、消費税増税法案の攻防を凌いで三党合意を得た。敵を欺かんとすれば、まず味方を欺け。今回の「年内解散」も、前回の「近いうち解散」と同じ瞞しの兵法ではないか。そう疑うことができる。「年内解散」のサプライズ情報を撒くと同時に、安住淳が景気対策の大型補正の話を始めている。大型補正の審議をして成立まで漕ぎつければ、解散は12月になり、投票は1月になるとマスコミが言っている。年を跨ぐ。国民無視の非常識な政治日程だが、過去にはそうした例もあるらしい。この、12月解散・1月選挙の「選択肢」を言うときのマスコミの口調は、遅くともそうなるという言い方であり、先延ばしの限界だと強調して説明する。われわれが見なくてはいけないのは、それを言うときのマスコミの政局屋の連中の嬉々とした顔だ。


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by thessalonike5 | 2012-11-13 23:30
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