本と映画と政治の批評
by thessalonike5
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<   2012年 05月 ( 14 )   > この月の画像一覧
クローズアップ現代「もう病院で死ねない」 - 在宅医療の名の虐待
b0090336_16401271.jpg昨夜(5/29)のクローズアップ現代-「もう病院で死ねない - 医療費抑制の波紋」は衝撃的な内容だった。政府の進める医療・介護費抑制策のため、歩くこともできない療養中の高齢者が次々と強制的に自宅に送り返されているのである。番組で登場した映像と言葉はどれも凍りつくようなもので、NHKによる説明も常軌を逸しており、テレビの前で絶句させられた。事実上、カネのない高齢者には病院で治療を受ける権利はないと言っている。事実上、一人暮らしの病身の老人には自殺しろと言っていて、介護する家族に要介護高齢者を放置殺人することを奨励している。制度と運用がそうなっている。おそらく、今後、いわゆる「介護疲れ殺人」が急増することだろう。番組は、横浜市立みなと赤十字病院の事例を紹介する。冒頭、80歳の男性が車椅子で病院の玄関を出る。心不全で入院していたが、治療は終わったと言われて自宅に帰される。息子とおぼしき家族が男性を背負い、アパートの階段を上って部屋まで連れ戻る。男性は一人暮らし、一人では何もできず、世話をしてくれる者がいないため、介護ヘルパーが一日一回来ることになっている。次は91歳の女性、1か月前に下血して入院し、寝たきりで鼻にチューブが入った状態だが、腸炎は治ってあとはすることがないと病院に言われ、ベッドから剥がされ、車椅子に寝かされたまま家族が自宅に連れ戻す。


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by thessalonike5 | 2012-05-30 23:30
菅直人叩きで責任隠し工作する野村修也と保守マスコミ
b0090336_1601880.jpg昨日(5/28)、国会事故調で菅直人の参考人招致があり、質疑の様子が夜のテレビ報道で取り上げられた。3時間近い長丁場だったようだが、編集した内容が各局で違っていて、視聴者に異なる印象を与えていた。全体がよく掴めない。今日(5/29)の新聞にも大きく記事が載っているけれど、細部まで詳細な情報は出ていない。しかしながら、それでは3時間の録画を見る気になるかと言うと、とてもそんな意欲は起きないのだ。国会事故調には田中耕一が委員参加していたので、少しは事故を科学的に検証する切り口を見せてくれるものと期待していたが、全くの期待外れで失望させられている。政府事故調も、民間事故調も、国会事故調も、事故調査委員会とは名ばかりで、やっていることは事故の調査検証ではなく隠蔽工作なのである。事故の真実を隠し、問題をスリ換え、責任をゴマカす目的で時間を潰している。この原発事故が何だったかについて、事実と責任を隠したい側が、意味のない情報で捏ね上げた虚像を国民に撒くため、事故調という名の舞台を動かしてアリバイ工作しているにすぎない。検証と言いつつ筋違いの問題に焦点が当てられていて、どうやら野村修也の国会事故調は、菅直人が東電の現場に介入し、頭ごなしに怒鳴り散らしたから、現場が混乱して被害が拡大したという結論に塗り固めたいのだ。これは東電と官僚の思惑であり、保守マスコミ(産経・読売)が彼らと共闘している。


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by thessalonike5 | 2012-05-29 23:30
河本準一の生活保護問題 - 差別の扇動と財源論の欠落
b0090336_15531291.jpg生活保護を受けている家庭の子どもたちは、この週明けの登校がどれだけ苦痛だったことだろう。思うのは、この一連の騒動をテレビで見ながら、実際に生活保護の支給を受けている人々が、どれほど肩身の狭い惨めな思いをしただろうかということだ。生活保護の世帯数は2000年代から急速に増大し、2000年には75万世帯だったのが2005年には104万世帯、そして現在は147万世帯へと膨らんでいる。つまり、半分以上がこの10年間に生活保護を申請する苦界に滑落した人々だ。高齢者の一部は別として、圧倒的多数の者がこの将来の境遇を予想していなかったはずで、不運な事故の結果としか思いようのない辛い身上だろう。破綻の前には普通の生活があったのだ。政府が水際作戦の強化を始めたのが小泉時代だから、彼らは決して簡単に受給者になったとは思えない。ほとんどが悔しく悲しい思いを積み重ね、生きるため受給に辿り着いた人ばかりだ。手続きで尊厳を傷つけられ、屈辱に耐え忍んできた人たちばかりだ。今回の河本問題は、生活保護受給者への差別を扇動した許し難い社会事件だと言える。受給者たちに「不正受給者」の疑惑と不信を押しつけた虐待事件だ。こんな問題は、マスコミは無神経に取り上げるべきではないし、まして政治家が摘発するような問題でもなかった。これは嫌がらせであり、ナチスのクリスタル・ナハトだ。


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by thessalonike5 | 2012-05-28 23:30
週刊現代の橋下徹礼讃特集 - 湯浅誠の橋下批判の帰趨
b0090336_1784289.jpg本日(5/24)発売の週刊新潮の広告を見ると、「反橋下市長キャンペーンを準備する『年越し派遣村村長』」という記事の見出しが出ている。中身はまだ読んでないが、これは湯浅誠のことだろう。どこかでそういう予告に接した記憶があるし、何より、湯浅誠の現在の関心は橋下徹にあり、文藝春秋誌上で床屋政談を披露したりもしていた。本人の意思は頷ける。具体的にどういうキャンペーンが立案されているかは不明だが、直感的に、結果を悲観視する気分を禁じ得ない。もし、それが山口二郎あたりと結びついた言論戦の企画なら、一般の支持を惹き寄せることなく不首尾に終わる予感がする。そしてそのことは、私の中のシミュレーション・ゲームにおいて、湯浅誠という「橋下徹に勝てる最後のタマ」を失い、武器庫が空になることを意味する。私はTwitterで、「湯浅誠が左派のシンボルだったら、橋下徹に勝てただろう」と書いたのだけれど、その想定は(都知事選のような)選挙戦をイメージしたもので、乾坤一擲の政治勝負を仕掛ければという意味である。マスコミや出版世界での批判とか、あるいは集会やデモとかの方法で、果たして効果的なダメージを与えられるのだろうか。評論家の立場からの橋下批判には限界がある。リスクを賭けて”STOP THE HASHIMOTO"の選挙に立つという勇気を示さないかぎり、campaign(戦闘)で勝利を収めるのは難しいだろう。
 

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by thessalonike5 | 2012-05-24 23:30
報ステの再稼働報道の絶妙 - 山田啓二が細野豪志を論破
b0090336_15471950.jpg昨夜(5/21)の報ステの原発報道は、先週末からの動きがコンパクトに整理され、報道として適切で充実した内容だった。橋下徹の「期間限定での再稼働」の提案に対して、藤村修が否定的な見方を示した発言を取り上げ、政府の再稼働容認方針が、その根拠を需給からコストへと論点を移している点を指摘。さらに、再稼働の判断基準が、安全性第一(2月)から需給状況(4月)に変わり、遂にコスト増(5月)へと二転三転する様を、枝野幸男の会見映像を編集で繋いで紹介、政府説明の矛盾と欺瞞を経過を追って見事に検証していた。実に分かりやすい。テレビ報道のファインプレー。先週の需給検証委の報告とエネルギー環境会議の決定によって、政府は、節電対策で需給はクリアできるという立場に立たざるを得なくなり、再稼働の必要性の説得と論証において、もはや需給で理由づけることができなくなったのである。再稼働の政治において、政府は矛盾だらけの満身創痍であり、論理的には八方塞がりに追い詰められている。4日前、御用放送局のNHKを使い、野田佳彦が強気に強行突破を宣告したが、権力的にはフリーハンドを握っていても、国民への説明の点では政府は立ち往生の窮地にある。昨夜の報ステの再稼働報道は、政府を監視するジャーナリズムの本領を発揮し、国民を代弁して政府を追及する野党の姿を見せていた。


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by thessalonike5 | 2012-05-22 23:30
大飯再稼働の政治 - 野田佳彦の強気と橋下徹の奸計
b0090336_16402318.jpg再稼働の政治の正念場というのは、繰り返し何度も訪れる。政権と官僚が再稼働を画策しては失敗し、先送りにし、そして満を持して再び強行突破を図ってくる。その都度、市民の抵抗と世論の反撃によって潰え、再稼働の正当性は否定されてきた。昨夏は九州が騒動の舞台となり、やらせが発覚して玄海再稼働の策謀は阻止された。今年は関西が政治の焦点になっている。仙谷由人に丸投げして、4月に大飯再稼働を目論んだ政権は、それに失敗し、野田佳彦自らが陣頭指揮を執る事態となり、NHK-NW9に出演して再稼働を断行すると宣告した。身の程を知って二兎を追うのを止め、消費税一本に獲物を絞ったかに見えた野田佳彦だが、官僚と財界に突き上げられたのか、原子力村を守るべく、重い腰を上げる出番を覚悟したようだ。これからまた暫く、再稼働をめぐる熾烈な政治の攻防戦が続く。少なくとも3週間、新聞もテレビもこの問題で明け暮れるだろう。当然のことだが、大越健介がこの話題を番組の冒頭に持ってきたことは、事前にシナリオが組まれていて、再稼働の意思表明が最も重要なメッセージだったからである。台本の存在が明白なのは、話の途中で(橋下徹などの)編集映像が挿入されたり、井上あさひがフリップを用意していた細工で誰でも分かる。NHKは政府の御用放送局だ。


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by thessalonike5 | 2012-05-21 23:30
ギリシャのユーロ離脱はない - EUは緊縮策を緩和する
b0090336_16151923.jpg今日(5/17)の日経は、4面(1・3・5・7面)を使ってギリシャ問題を特集している。日本のマスコミは、これまで議会選挙で示されたギリシャの民意や政情について、専ら「わがままな怠け者」の表象を被せて蔑む一方の報道だったが、ここへ来て少し論調を変えている。資本の論理で問題認識を固めてデリバリーしている日経でさえも、社説で「緊縮策で景気が悪くなり、さらに税収が減るような悪循環は避けるべきだ」と書き、緊縮策の強制だけでは問題解決にならないという見方を示し始めた。ネットの世界では、マスコミ以上に過激なギリシャ罵倒の言説が横溢していて、獰猛な新自由主義者であるネット右翼が、EUは早くギリシャをユーロ圏から追放するべきで、ギリシャは地獄に落ちて死ねと吠えている。大宅映子的な「アリとキリギリス」の些末な俗論が圧倒的だ。ここで、われわれは三つのことを確認するべきだろう。第一に、EUの基本条約には参加国をユーロ圏から閉め出す規定がないことで、参加国の自主的決定以外にEUからの脱退はないこと。第二に、緊縮策への反対はギリシャだけでなく欧州全体の民意であるという事実である。第三に、ギリシャの問題は確実に南欧諸国に波及するということで、ファイアーウォールは論理的に不可能だという点である。加えて四点目を言えば、緊縮策をめぐる攻防は、まさに資本対労働の対決の構図だという点も忘れてはいけない。
 

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by thessalonike5 | 2012-05-17 23:30
電力需給対策予算5794億円はドブに捨てられていた
b0090336_14421439.jpg昨夜(5/14)、今夏の電力需給対策として、政府が関電管内への電力使用制限令の検討に着手し、4電力会社(北海道、関西、四国、九州)に計画停電の準備をする方針を示したことが大き報道された。大飯再稼働へ向けての布石である。この決定は国家戦略室のエネルギー環境会議・電力需給に関する検討会合と関係閣僚との合同会議によるもので、古川元久がマスコミ対応を担当している。枝野幸男の顔もニュース映像の中に入っていたが、肝心の枝野幸男のコメントは出ていない。ここで思い出さなくてはいけないが、枝野幸男は1/27の会見で、この問題の責任閣僚として、「いかなる状況でも電力使用制限令をせずに乗り切りたい。それが出来る可能性は相当程度ある」と断言している。BSフジやNHKの報道番組に出演し、同じ内容のコミットを国民の前で示していた。今回の政府決定は、枝野幸男が国民に公約してきた政策方針を裏切るものだ。ここでもう一つ思い出さなくてはならないが、枝野幸男が今夏の電力制限令なしを明言していたのには根拠と理由があって、このコミットが枝野幸男個人の政治発言ではなくて政府の方針であり、昨年7月から継承してきた判断と政策だったことがある。ブログで何度も紹介してきたが、政府は3次補正で5794億円の巨費を投じ、再稼働なしでも今夏の電力不足が生じないよう対策を打ってきた。


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by thessalonike5 | 2012-05-15 23:30
文藝春秋の橋下徹座談会 - 政治評論家となった湯浅誠
b0090336_15575834.jpg文藝春秋の6月号が橋下徹の特集を組んでいる。その中に、『平成「世直し一揆」は成功するか』と題した湯浅誠と御厨貴と福田一也の3人による座談会が載っている。このところ、雑誌は橋下徹へのフォーカスが際立っていて、橋下徹について書くと出版物が多く売れるという市場の実態がある。空前の橋下徹ブームであり、活字を紙に刷って商売している者たちが、バスに乗り遅れまいと目の色を変えてこのブームに殺到している。文藝春秋を買って読むのは久しぶりで、税込840円の支出は無駄な浪費だったが、湯浅誠が何を論じているかに食指が動いた。ほぼ予想したとおりの浅薄な内容が並んでいたが、率直な感想として、ここまで堕ちてしまったかと愕然とさせられる。この座談会で発言している湯浅誠は、まさしく一人のマスコミ文化人で、底の浅い政治評論家なのだ。湯浅誠について何も知らない人間、例えば、外国で日本語を勉強して来日した外国人がこれを読んで、この論者が貧困問題の活動家として名を上げた者とは到底思えないだろう。議論の中にそうした要素や視角が全く登場しない。この座談会の記事の湯浅誠という文字を津田大介や古市憲寿に変え、中身はそのままで出しても、誰も違和感を覚えないのではないか。言葉がとても軽く、十分な考察や検証が加えられた分析ではない。単なる床屋政談である。


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by thessalonike5 | 2012-05-14 23:30
ワタミの過労自殺 - 大学を卒業した半数がフリーター
b0090336_1503760.jpg昨夜(5/10)のNHKのNW9で、ワタミで働いていた26歳の元女性従業員が過労自殺した問題が報道されていた。入社してすぐに月100時間を超える残業を強制され、わずか2か月後、「体が痛いです、体が辛いです、どうか助けてください、誰か助けてください」と手帳に書き残して自殺に追い詰められた。この事件は、今年2月、神奈川労災審議官が労災認定をしたのを契機にネットで話題となり、社長の渡邊美樹のTwitterが抗議の声で炎上するという騒動へと至った。ネットでは憤激の渦が広がり、ワタミのブラック企業としての評判が定着したが、これまでマスコミが話題にして取り上げたことはない。今回、NHKがこの事件を小特集的な扱いで報じたのは、おそらく、5/8に読売が記事にしたところの、「就活失敗し自殺する若者急増」の問題が念頭にあったからだろうと想像するが、問題の性格が少し違うためか、NW9のニュースはこの警察庁の発表には触れなかった。いずれクローズアップ現代で特集されるかもしれない。クローズアップ現代は、4/26に『やめさせてくれない-急増する退職トラブル』を放送している。この放送は、NHKがブラック企業の問題に焦点を当てた点で意味があったが、やや腰が引けた内容で、期待したほどのインパクトはなかった。この問題は、現実に起きている事態の深刻さや重大さに対して、マスコミと世間の関心があまりに低すぎる。


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by thessalonike5 | 2012-05-11 23:30
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