本と映画と政治の批評
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<   2012年 03月 ( 14 )   > この月の画像一覧
マイナス成長下の消費増税を扇動する古舘伊知郎とマスコミの狂気
b0090336_1646593.jpg今日(3/29)のテレビ報道は、国新党と消費税の問題が大きく扱われることだろう。昨日(3/28)の朝日の政界面(4面)に、「国民新、増税巡り分裂含み」と見出しされた記事が載っていて、国新党に所属する議員8名について、連立離脱に賛成か反対かを色分けして報じている。賛成は3名、亀井静香、亀井亜紀子、浜田和幸。反対は2名、下地幹郎、森田高。不明が3名、自見庄三郎、松下忠洋、中島正純。昨夜のニュースで、前原誠司らが国新党の幹部を前に民主党の「事前審査」の結果を報告する映像が出たが、下地幹郎が余裕綽々の様子だったのに対して、亀井亜紀子の表情が険しかったのが印象的だった。下地幹郎は、党が割れようがどうなろうが別にお構いなく、辻元清美と同じ保身行動を選ぶ魂胆が透けて見え、郵政法案についても未練はないように見える。2010年初頭からの民主党の右旋回(逆コース)以降、この党では下地幹郎の権勢が強くなった。結論がどう転んでも国新党の分裂は必至で、亀井静香の失脚と国新党の消滅の趨勢は否定しようもない。「石原新党」で必死に生き残りを模索したが、当の石原慎太郎が消費税増税に賛成で、政策が一致しておらず、亀井静香の思惑での展望は閉ざされている。たち日に国新党が合流するだけの「新党」に国民の期待が集まるはずもなく、「石原新党」がハプンする図はないだろう。


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by thessalonike5 | 2012-03-29 23:30
被災地を出汁に橋下徹を宣伝する大越健介の工作報道
b0090336_15391483.jpg昨夜(3/26)、大越健介のNHK-NW9で、驚愕させられる内容の橋下徹の宣伝報道がシャワーされていた。昨日は、韓国で核セキュリティーサミットがあり、福島第一原発2号機の水位の問題があり、民主党の消費税法案への事前審査の動向などニュースが盛り沢山だったが、それらを押し退け、維新政治塾の報道が冒頭に置かれ、12分間の大型特集が組まれていた。映像もコメントも、維新と橋下徹への礼讃と応援のモード一色で、大越健介が視聴者を維新への支持に誘導する狙いが露骨なプロパガンダ放送だった。NHKが総力を挙げて維新を宣伝している。これまで、橋下徹と維新の政治宣伝は民放が主導してきて、テレ朝とフジが維新の教宣局を担当し、NHKは橋下徹の露出を控えている傾向が見られたが、数週間ほど前からNW9で様子が変わり、橋下徹の「国民的人気」を固める報道へとシフトしていた。しかし、これほど異常に美化した報道は民放でも見たことがない。昨日の記事でも書いたが、おそらく裏に米国の方針と指図がある。官僚は、ここまで極端な橋下徹の宣伝をNHKに指示しないはずだからだ。この特集がグロテスクだったのは、被災地を出汁に使った点だ。番組では、仙台から政治塾の開講式に参加した36歳の若い男を密着して取材していた。昨年の宮城県議選に出馬して落選した男で、この男に橋下徹への熱い期待を語らせ、復興を進めない既成政党を批判させるのである。


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by thessalonike5 | 2012-03-27 23:30
橋下徹と小沢一郎と大連立 - 選挙と政界再編の始動
b0090336_16551073.jpg3/23のNHKの夜7時のニュースで、橋下徹の維新塾開講の様子が大きく報道された。全国から2024人が大阪に集まっている。橋下徹の宣伝は、これまで専ら民放が担当していたが、NHKまで積極的に紹介するようになり、維新の支持率向上に一役買うようになった。こうなると、橋下徹と維新の「国民的人気」は固まって、打ち消せない社会的事実になる。選挙が近づいていることを感知する必要があるだろう。橋下徹は6月に選挙公約を出す予定で、今夏を選挙の日程として睨んでいる。すでに選挙戦が始まっているのだ。毎週末、橋下徹がテレビの政治番組に登場し、各党の議員と討論しているのは、選挙の前哨戦の図であり、放送で政見演説をしているのである。おそらく、フジの週末番組が一番乗りだろうが、マスコミは5月には「政党支持率」の世論調査の中に正式に維新を入れるようになる。そして、民主や自民を凌駕する数字を与え、次の選挙の本命に据えるだろう。橋下徹の思惑を読めば、選挙は早い方がいいのである。あと1年、時間を置けば、維新のモメンタムは確実に低下する。ボロが出る。市政で躓く。大阪市民の熱が冷める。すなわち、マスコミの寵児となり、旋風を起こせる今がチャンスなのであり、イメージが減価償却される前に、選挙に出て票を取る必要があるのだ。長引かせれば、橋下徹の不利になる。ベストのタイミングが夏だ。


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by thessalonike5 | 2012-03-26 23:30
消費税と反貧困 - 補遺
b0090336_17535393.jpg一昨日(3/21)、テレビ報道で「消費税を考える国民会議」の設立総会の様子が紹介されていた。日本チェーンストア協会の清水信次が代表、川内博史が幹事長に就き、50人の国会議員を集めている。何やら、昨年の「TPPを考える国民会議」を想起させる政治の動きだ。ネットの中を探したが、HPを開設しておらず、どこまで本気なのかよく分からない。昨年の「TPPを考える国民会議」には、事務局があってHPも公開され、何名かの専従が都内のオフィスの一室に詰めていた。「消費税を考える国民会議」も、そうした体制が準備されるのだろうか。気になるのは、この「国民会議」に学者の名前がない点だ。宇沢弘文が代表世話人となった「TPPを考える国民会議」には、金子勝や榊原英資など錚々たる顔ぶれが並び、「国民会議」と呼ぶに相応しい説得的な陣容を構えていた。「消費税を考える国民会議」も、その運動を一般に向けて強く訴求し示威するつもりなら、マスコミが大きく報道してくれる設立総会の機を捉えて、国民が頷いて納得する著名人を並べるべきだった。注目を集め、論争を喚起すべきだった。それが運動論として定石である。流通業界の代表だけでは弱い。だが、ここで礑と立ち止まるのである。それでは、学者として誰が「消費税を考える国民会議」に名を連ねるのかと。該当する人物がいるのかと。名前が誰も思い浮かばない。一人も出て来ない。


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by thessalonike5 | 2012-03-23 23:30
湯浅誠の内閣府参与辞任 - 官僚擁護と消費増税容認
b0090336_16341258.jpg先々週、3/7に湯浅誠の内閣府参与辞任の報道があり、直後に、朝日新聞官邸クラブのTwitterから、この問題について分析せよという注文があった。また、時を同じくして、湯浅誠が辞任について説明した長い記事をネットに上げていた。3.11の慰霊の週末を迎える直前であり、気分と関心が被災地に集中していたため、朝日の依頼に応えて湯浅誠の問題を考えるのは、その時点で延期せざるを得なかった。私は、かなり以前から意地悪い警告を発し、湯浅誠は間もなく馘首されるだろうと予測を言ってきた。解任でなければ、馘首の前に辞任を余儀なくされるだろうと。それは、後ろ楯であった菅直人が失脚したからであり、官僚にとって湯浅誠が用済みになったからである。こうした事情と背景はサラリーマンなら誰でも理解できることで、部下として引っ張ってくれた上司が左遷されると、自動的に自分も職場内で立場がなくなってしまう。冷や飯の窓際に処分される。湯浅誠の内閣府参与の地位と活動は、終始、菅直人の権力に依拠したもので、菅直人が官邸を追われて以降は、誰も保護してくれる権力者がおらず、去就が注目される事態を迎えるのは時間の問題だった。霞ヶ関で孤児になった湯浅誠は、官僚に対する発言力や抵抗力を失い、「調整」現場で寄り切られて翻弄されるままとなったため、これ以上、政府内に身を置けなくなったのである。


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by thessalonike5 | 2012-03-21 23:30
吉本隆明を「戦後最大の思想家」と崇めるマスコミの共同幻想
b0090336_1442462.jpg3/16の朝、吉本隆明の死去を伝えるマスコミの報道が流れ、毎日は「戦後最大の思想家」と絶賛、共同も「戦後思想に圧倒的な影響を与えたカリスマ」と書いていた。その異常な持ち上げ方に違和感を覚えつつ、ずっとTwitterでTLの流れを見ていたが、一般の反応は、「そういや、一つも読んだことない」とか、「読んだけど分からなかった」と正直に言う者が圧倒的に多かった。それが現実だろう。多くの国民が何も著作を読んでおらず、あるいはその思想像についての知識や了解がない一般的事実があるのに、どうして、マスコミの文化部記者は、この男を「戦後最大の思想家」と評価づけることができるのか。そう報道できる根拠と基準は何なのか。客観的に妥当なのか。そもそも、記者たちは本当に吉本隆明を読み、その思想を十分に理解しているのか、思想内容を正確に紹介できるのか、というような反論を、ずっと週末の呟きに上げていた。マスコミ報道が一列に揃って断言すれば、吉本隆明が「戦後最大の思想家」であるという既成事実が出来上がる。何も知らない若者が、「吉本隆明」という記号をその意味づけで受けとめ、通念として社会生活で使用するようになる。それでいいのだろうか。報道は検証の必要はないのか。「全共闘のカリスマ教祖」の指摘は事実だろう。その人物が「戦後最大の思想家」に化ける理由は何なのか。


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by thessalonike5 | 2012-03-19 23:30
朝日ジャーナル「わたしたちと原発」 - 河合弘之の提言
b0090336_14583057.jpg特集『わたしたちと原発』と題された「朝日ジャーナル」(週刊朝日の臨時増刊)が発売されている。ご記憶の方も多いと思うが、昨年6月に出た『原発と人間』の特集号は脱力させられる内容で、巻頭言で編集長の河畠大四が、「人類は、原子力という割安でエコな『夢のエネルギー』を手に入れた」と書き、編集後記で「原発は『賛成』『反対』の二元論だけで語れません」と総括されたものだった。この「週刊朝日の臨時増刊」を担当している編集スタッフは、原発について賛成でも反対でもない立場を表明していて、原発について判断する知識を持ってない者たちが売っていたのである。この当時、確かにマスコミは反対論と賛成論の二つを等価に並べて原発報道をやっていて、御用学者たちが堂々とテレビに顔を出していたし、報ステの「私はこう思う」の特集シリーズでも双方の論者が交互に登板する企画になっていた。それを見ていた「週刊朝日の臨時増刊」の若い編集メンバーが、マスコミの原発報道の論調や態度を「市場」の一般的傾向と捉え、「賛成でも反対でもない」立場で編集していたのである。今回の号は、9か月前と較べれば正常な内容になったが、掲載されている開沼博の愚劣な記事などは、なお「賛成でも反対でもない」編集部の意向を世間に訴えている。一言で言えば、脱構築のイデオロギーに染まった偏狭で未熟な価値相対主義。


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by thessalonike5 | 2012-03-15 23:30
世界中で脱原発のアクション - 3.11の福島は聖地になる
b0090336_16481586.jpg「震災から1年」の一昨日(3/11)、郡山で16000人が集まる大きな脱原発集会が開かれた。会場は開成山野球場。当日、NHKの7時のニュースでも放送されたが、内野席スタンドを満員に埋める参加者が集まった様子が映し出されていた。他のマスコミも小さな扱いだが報じてはいて、大江健三郎が挨拶に立ったこと、加藤登紀子が歌を披露したことが伝えられている。呼びかけ人代表は福島大学副学長の清水修二。ここで指摘して注意を喚起したいのは、海外のプレスが大きく報道している点である。ネット上でその事実を確認することができる。まず、数の面から見てみよう。Googleのニュース検索で"Koriyama"と打ち込むと、関連記事3124件とか、関連記事1854件とか出てくる。無論、これらの記事の全てが郡山の集会について書かれたものではないが、おそらく、この町の名前が過去にこれほど多く外国のプレスに登場したことはないだろう。量だけでなく、質の面でも勇気づけられる事実がある。注目するのはロイターの報道で、現地に入って集会とデモに密着、10枚以上の写真を世界に配信している。署名はYoko KubotaとYuriko Nakao。国内のマスコミよりも取材が丁寧で品質が高い。日本の脱原発の報道は常にこの状態で、外国のプレスの方が詳報して届けている。この情報は価値があるのだ。世界に人々にとって価値があるから、取材され発信されるのである。


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by thessalonike5 | 2012-03-13 23:30
テレビ報道が陛下のお言葉を改竄 - 「震災から1年」の政治と暗闘
b0090336_14261644.jpg「震災から1年」の昨日(3/11)、朝からずっとテレビ報道に付き合い、ときどきTwitterで意見を発しながら、国立劇場で挙行される政府主催の追悼式の時間を待った。この場所は、即位20年の記念式典が行われた会場だ。黒の紋付姿の皇后陛下を初めて見たが、美しく、素晴らしい絵を作っていた。終戦の日の武道館と同様、天皇陛下のお言葉のとき、皇后陛下は左斜め後ろの位置に立ち、テレビカメラが二人をアップで撮る構図の右前方に入る。天皇陛下がお言葉を読み上げる間、皇后陛下は三つのことをしている。①天皇陛下の言葉のストリーミングを暗記すること、②天皇陛下が配した表現の一つ一つの意味と動機を解読すること、③天皇陛下の健康に異変がないか気遣い確認すること。明晰な頭脳(CPU)を高速に回転させ、その三つの情報処理を同時並行でやっていることを見せ、②と③については中身(出力情報)を表情で国民に示唆している。まさに、国の象徴たる人格にして最高の女優なのだ。今回、特に③の問題について、皇后陛下の視線は何事かを国民に伝えていた。お体の具合が万全ではないこと、無理をして声を出していることが、皇后陛下の視線の微妙な変化で察せられた。天皇陛下のお言葉は、実にこの慰霊式に相応しい内容で、主権者である国民の心情をそのまま代弁したものだった。聞きながら、心が一つになり、皇后陛下のマルチタスクと自分の意識とが融合して、①-③の作業をやっていた。


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by thessalonike5 | 2012-03-12 23:30
広瀬隆の『第二のフクシマ、日本滅亡』 - 汚染と避難
b0090336_1681643.jpg広瀬隆の新著『第二のフクシマ、日本滅亡』の第3章に、次のような記述がある。「今後に危惧される最大の問題は、水源の汚染である。フクイチからは、放射性の水素であるトリチウムが大量に放出されてきたはずだが、ベータ線を出す放射性物質なので、まったく測定できない。トリチウムは、普通の水素に中性子が二個くっついた三重水素のことで、価電子の数が普通の水素と同じなので、科学的に同じ性質を持っている。そのためこれを組み込んだトリチウム水は、普通の水とまったく同じなので、取り除くことができない。ごく低濃度でも人間のリンパ球に染色体異常を起こすことが、放射線医学総合研究所で突き止められており、半減期も12年と長い危険物である。カウンターで見逃される最大の危険性は、このトリチウム水と、セシウム落ち葉から広がりつつある水源の汚染である。首都圏の水源地である栃木県と群馬県中部の山間部が高濃度に汚染されているため、利根川から取水する金町浄水場の汚染が一時問題となった。ところが実際には、奥多摩湖周辺から異常に高い放射線量が検出されていることから、秩父山系と奥多摩、群馬県南西部を水源とする多摩川水系の浄水場にも放射性物質は流入している。秋から冬にかけて、落ち葉によるセシウムの高濃度汚染が広大な範囲に浸透しつつある」(P.214-215)。これまでのマスコミ報道で、トリチウム水の危険性を警鐘した情報に接した記憶がない。


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by thessalonike5 | 2012-03-08 23:30
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