本と映画と政治の批評
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<   2009年 03月 ( 23 )   > この月の画像一覧
反貧困フェスタ2009 - 問題は個別にある。感動のシンポジウム
b0090336_1714998.jpg湯浅誠に対する質疑応答を振り返って、満足な成果を得られなかった点を含めて私の反省を言えば、ぶつけたのは単なる質問ではなく要請だったのだから、政治(選挙)にコミットせよと言うのであれば、もう少しメイクセンスな提案を準備しておくべきだったということだった。政策パッケージを各政党に提示してマニフェストに入れさせる。それにもやり方がある。「公開質問状」では確かにインパクトが弱く、マスコミが十分注目するところとならない。それなら、例えば、湯浅誠自身が各党の党首と討論して、政策パッケージの要求に対する諾否や具体的な回答を引き出す機会を作るというのはどうだろうか。週刊東洋経済の誌上討論の形式でもいいし、公開討論を日経BPが動画でネット配信してもいい。先日、湯浅誠は経済有識者会合で官邸に呼ばれている。麻生政権の人気取り策の一環だったが、湯浅誠がマニフェストの機に政策討論の対談に招けば、麻生首相は人気取りのために喜んで応じるのではないか。断れば自民党の失点になり、貧困問題や雇用問題に無関心という評価が世論になる。この企画をうまく実現できれば、選挙の争点形成に絡むことができるだろう。

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by thessalonike5 | 2009-03-31 23:30
反貧困フェスタ2009 - 湯浅誠に政治的展望と戦略を質問した
b0090336_171978.jpg一昨日(3/28)、神田一橋中学校で開催された「反貧困フェスタ2009」に参加してきた。昨年は校庭の桜が満開だったが、今年はまだ蕾のままで、春の陽気を感じさせない肌寒い空気の一日だった。今年は早めに家を出たため、開会10分前の9時50分には校門から中に入ったが、ちょうどその頃から校庭の隅の炊き出しの前に人垣が出来始め、あっと言う間に列が長く伸びて行き、開会式の頃には150人ほどが連なって校庭の中央まで張り出していた。昨年との違いは、炊き出しに並ぶ行列の景観である。それは、テレビで見た日比谷派遣村の映像と同じで、黒っぽい粗末な服を着た無表情の男たちの群れだった。正月のテレビでは顔を映さないように背後から撮影していたが、今回も、男たちは開会式に背を向けるように立ち並んでいて、校庭中央の開会式側の視線からは後姿だけが見えた。そして、私の方もなるべく顔を見ないように、視線を合わせないようという意識が働き、注意や観察を向けることをしなかった。ただ、目の前の実物を見て、テレビでは気づかなかったことがあった。思ったより高齢者が多い。60歳代と思われる男たちが列の大半を占めていた。

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by thessalonike5 | 2009-03-30 23:30
小沢一郎は何のために西松資金を集めたのか - 自分の蓄財が第一。
b0090336_16492984.jpg昨日(3/26)の記事に関してコメント欄から指摘があり、誤りを訂正させていただく。小宮山洋子の政治的立場を「菅直人に近い左派」と書いたが、議員Gの所属は前原Gの凌雲会であり、「菅直人からは遠い右派」とするのが正解だった。とすると、一昨日の小沢辞任論の一撃は、前原誠司の意向を受けた「小沢降ろし」の計画的な政治行動となる。また、朝日新聞の「小沢一郎に菅直人が辞任を促した」とする記事に対して、菅直人は会見で事実誤認だと反論、「進退判断に時間をかけるよう勧めた」と事情を説明している。こちらの方の真相はよく分からない。通常、記者は裏取りをして記事を書く。何かの確かな根拠(情報)が無ければ、あのスクープ記事は書けないはずだが、右派と結託している朝日の記者と編集部が謀略に動いた可能性は十分に考えられる。朝日による党内政局への介入である。真相判断は五分五分だが、菅Gが辞任論で固まったと見る判断を下すのは時期尚早であったかも知れない。そして、一昨日のブログ記事で予想したとおり、報道各社から続々と世論調査の結果が発表され始めた。世論は圧倒的多数で小沢一郎の代表辞任を求めている。

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by thessalonike5 | 2009-03-27 23:30
世論調査とミニ統一選の結果が小沢一郎を代表辞任へ追い込む
b0090336_16291611.jpg昨夜(3/24)、9時半過ぎから行われた小沢一郎の涙目の続投会見は、NHKでずっと生中継され、多くの国民が質疑応答を含めて一言一句を見守るところとなった。私の率直な印象は、小沢一郎は必死で同情を買うべく泣き落としに来たなというもので、言葉を選んで曖昧な表現にしていたが、自己の「政治とカネ」の疑惑に対しては責任を認めず、代表続投の許しを得ようと努める迂遠で空疎な言い訳に終始していた。本当なら検察批判を堂々と主張したいところだが、それでは世論に逆効果になるので封印し、そうすると続投を正当化する弁理が何も立たず、言うことに窮して泣きの戦略で突破を図るしかなかった。そういう事情が丸見えになっていた。涙目で憐れみを請う小沢一郎の姿は不様で、同情を覚える気分はどこからも生じて来ない。いつまでこの男に付き合わされるのかという不快で倦怠な感情だけがつのる。今後の予想について、新聞の記事に出てないところを指摘しよう。まず、代表続投を支持するどうかの世論調査がマスコミによって即時実施される。その結果は、遅くとも3/27(金)までに各社から発表される。それは千葉県知事選の2日前である。

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by thessalonike5 | 2009-03-25 23:30
津村記久子『ポトスライムの舟』 - メタファーとしてのポトスライム
b0090336_16202979.jpgポトスライムというのは何の変哲もない葉っぱ、観葉植物ですけど、それを舟として、寄る辺ないこの日本の荒波に揺られているという一つのメタファーでもある」。今年の芥川賞の選者の一人だった宮本輝は、講評でこのように言っている。私は、文学については門外漢ながら、この作品におけるメタファーとしてのポトスライムについて、もう少し丁寧に言葉を加えてもいいように思う。作品の場面中、主人公のいるところには必ずポトスライムが小瓶やコップに差され、さりげなく物語の情景を見守っている。昼の工場の休憩室、夜のバイト先の店内、家の玄関と部屋と縁側。ポトスライムはもの言わぬ静かな観葉植物で、自己主張をしない。安上がりで手間がかからず、水を差し替えるだけで逞しく生き延びる。しかし、観葉植物らしく確かな明るさと色彩を一瞬も休むことなく空間に与え続ける。簡単には萎れず、くたびれない。空気のように顧られないけれど貴重な働き手。ポトスライムはナガセ自身なのだ。そして、ポトスライムの質素で控えめで伸びやかな生命力と存在感が、この小説のイメージそのものを醸し出し、読者の共感や納得の根源的な要因になっている。

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by thessalonike5 | 2009-03-23 23:30
津村記久子『ポトスライムの舟』 - 非正規労働とモラルハラスメント
b0090336_1695741.jpg第140回芥川賞を受賞した津村記久子の『ポトスライムの舟』を読んだ。イントロから入りやすく、最後まで一気に読め、あれ、もう終わりかと思うほど「了」があっと言う間にやって来る。30歳の女性の芥川賞作品という情報に接すると、予断として文章や文体の未熟さやクセの強さを意識し、読む前から何か身構えてしまうが、この作品にはそうした偏見は無用だった。プレーンでオーソドックスな短編小説として抵抗なく読める。むしろ、どちらかと言えば、物語に変化が乏しくて、内面的な深さや作者のメッセージを強く感じさせないところに不満を覚える読者の方が多いかも知れない。事前情報から受ける先入観に較べて毒がない。この意外な毒気のなさが、私には不満よりも好感の方に作用して、作品と作者に対する積極的な評価となった。それは、この作品には続編がありそうだという期待感にも繋がっている。これから波乱のドラマが続きそうな余韻が残り、登場人物たちのその後の運命に想像を掻きたてられる。私は、この小説はテレビドラマの脚本として完成が可能なのではないかという印象を持った。ナガセ、ヨシカ、りつ子、そよ乃、4人の人生はどうなるのだろう。

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by thessalonike5 | 2009-03-22 23:30
「その時歴史が動いた」最終回 - 安堵感、ネット難民、楽園の故郷
b0090336_1602182.jpg昨夜(3/18)、NHKの『その時歴史が動いた』の最終回の放送があった。番組が3月で終了するという情報を知って、とても淋しい気分になっていたが、遂にそのときを迎えて、思いが胸の中に広がって行く。9年間続いた放送の大半を私は見逃していて、決して熱心な視聴者ではなかったが、しかし熱烈な支持者であったことは確かで、この番組が続いていることが心の安心であり、NHKに対する信頼感を支える具体的な材料でもあった。それがなくなることの淋しさや悲しさを噛み締めたときは、惜別に際して感謝の言葉を捧げるべきだ。2000年に番組が始まったときの最初の回の放送はよく覚えている。日本海海戦をCGで見せていた。「そのとき歴史が動いた」の前にどんな歴史番組をやっていたのか思い出せないが、松平定知をキャスターに据えた新番組は、それまでの方法とスタイルを変え、本来のオーソドックスな歴史番組に戻っていた。それ以前はポストモダンのテイストが濃厚な歴史認識だった。松平定知の番組はそれを一新し、歴史を人間のドラマの集積として捉えた。そして、この番組のバックボーンが司馬遼太郎にあることを示唆していた。

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by thessalonike5 | 2009-03-19 23:30
郷原信郎への反論 - 事件認識の勘違い、法律解釈の詭弁と逸脱
b0090336_1550859.jpgフォーラム神保町の討論会にも飛び入り参加した郷原信郎の主張について、バランスのとれた議論だと評価する声も一部にあるが、私はそのようには思わない。法律論としては相当にバイアスのかかった議論であり、今度の事件の認識についても正鵠を射た見方が示されているとは言えない。基本的に大きな勘違いをしている。郷原信郎の議論は、この領域の専門家が小沢擁護の立場で発言していて、マスコミ全体が検察のアンプとなりスピーカーとなっている現状では、その言論の意味はきわめて大きいが、議論の中身に立ち入ると首を傾げざるを得ない主張が縷々並べられている。結論から言えば、郷原信郎の議論がバランスのとれた議論なのではなく、小沢一郎寄りにアンバランスな郷原信郎の議論が、検察寄りに過度にアンバランスなマスコミの主張と相殺されて、どうにかこの事件の言論状況に均衡を与える一助となっているというのが正確な表現だろう。その点で郷原信郎の言論には価値がある。しかし、議論そのもののアンバランスはアンバランスであり、元検事の専門家による検察批判だから中身も正論だと両手を上げて礼賛することはできない。

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by thessalonike5 | 2009-03-18 23:30
フォーラム神保町集会報告(2) - 市民の意思を代弁する論者の不在
b0090336_15393576.jpgこの討論集会の問題点は、パネリストたちが最初から今回の捜査を「国策捜査ではない」と断じ、検察単独の暴走論の一点張りで片づけてしまったところにある。全員がその安直な結論で満足して思考停止に陥り、事件の内情を深く追求したり解析するジャーナリズムの視角を失っていた。例えば、先週の初めはあれほど騒いでいた二階俊博側への捜査が、2日後には急に動きが止まって情報が何も出なくなったのは何故なのか。この謎は、捜査を官邸が指揮していると仮定を置くことで容易に解を得られる。麻生首相が目論んだほどに世論調査で民主党の支持率が下がらず、また小沢一郎の代表辞任が確実な情勢にならず、ここで二階俊博に手を付けて閣僚辞任に追い込めば、内閣と自民党の支持率が急落し、せっかくのプロジェクトが台無しになるから、だから二階俊博への捜査を中断したのであり、与野党へのバランスをプリテンドする捜査の演出は、小沢一郎の辞任を確定させて目標を達した後でなければならなかったのである。相手の出方を窺いながら捜査を時々刻々と調整しているのだ。捜査が右往左往して朝令暮改的で異常に政治臭が強いのは、麻生首相(漆間巌)の指令で捜査を動かしているからである。

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by thessalonike5 | 2009-03-17 23:30
フォーラム神保町集会報告(1) - 小沢一郎の代表辞任を確信した夜
b0090336_15295396.jpg昨夜(3/15)、フォーラム神保町主催の「青年将校化する東京地検特捜部」の集会に参加してきた。会場は満席で、座席400人に加えて立ち見客が大勢入り、全部で500人以上が狭い部屋にスシ詰めの状態になった。NHKとテレビ朝日のカメラも入っていた。開始40分前に入った私は中央前から3列目の場所を取ったが、そこは田原総一朗と向かい合う好位置だった。予想どおり人数は多く、聴講者の多くは真剣に耳を傾けていたが、パネリストの話が面白くなく、散漫で、前半の30分を過ぎたところからすっかり雑談モードになっていた。パネリストも飛び入りで指名された者も、各自が自分勝手な宣伝や主張を言い散らし、有意義な討論として実を結ぶことはなかった。著名人である彼らにとって、この集会は単なるライブトークショーで、観客に顔を見せて楽しませる興行なのだ。識者が国策捜査に抗議する集会だったはずだが、検察批判の中身も全く埋まらず、聴講者の期待や関心に応える分析や仮説は提供されなかった。ただ一つ、全体を聞き終えて私が確信したことがある。それは、秘書は確実に起訴されること。そして、小沢一郎は代表辞任を余儀なくされること。

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by thessalonike5 | 2009-03-16 23:30
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