本と映画と政治の批評
by thessalonike5
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<   2008年 07月 ( 22 )   > この月の画像一覧
公明党が仕掛けた熱月30日のクーデター - 退陣か解散しかない
b0090336_9311836.jpg退陣(総辞職)か解散(総選挙)しかないのではないか。昨日(7/30)の与党幹部会談の結論である 「新体制で臨時国会の召集時期や重要法案の取り扱いを決定する」 の合意は、事実上、福田首相に対して退陣を迫る最後通牒に他ならない。何故なら、「新体制」すなわち内閣改造について、福田首相は自分の方からは何も同意していないのであり、積極的な意向を示してはいないからである。内閣改造の決断を拒否するなら退陣しかないと、身内の伊吹文明と古賀誠と谷垣禎一と二階俊博と大島理森に追い詰められる事態となった。この5人は福田政権を支える最高幹部で、「居抜き」でも何でもなく、福田首相が自ら選んだ幕僚である。その幹部全員に裏切られて完全包囲される格好になった。昨日のテレビ報道では、この与党合意が「退陣要求」であり「最後通牒」であると解説する論者はいなかったが、客観的に見れば他に意味はない。身内であり総裁の盾であるはずの政権幹部たちが、福田首相を捨てて公明党についたのである。

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by thessalonike5 | 2008-07-31 23:30 | 政局
福田首相が内閣改造を急がない理由 - 大連立婚姻の処女証明
b0090336_14215098.jpg福田首相の内閣改造に注目が集まっている。この問題に関して今日(7/29)の新聞各紙の見方は様々で、共同通信は「8月断行の方向」の見出しで最も積極的な観測を打ち出している。読売新聞は「7月は見送り…お盆明けの観測も」とやや消極的な見出しを出して、現在言われている8/6の広島平和記念式典前の改造を否定している。最も慎重なのが朝日新聞で、「内閣改造、WTO決着後に判断」と見出しを打ち、改造見送りの含みすら感じさせる記事になっている。日経新聞は読売新聞と同じ。こういう場合、通常、永田町の動向分析で精度が高いのは朝日である。朝日を読み、読売と日経を読んで総合的に判断すると、ほぼ実像が浮び上がってくる。読売や日経は政治家から情報を取っているが、朝日は官僚とのパイプが太く、官邸内部で総理周辺を見ている官僚(内閣官房)から情報を取る。誰が見てもわかるとおり、改造に対して最も消極的なのは福田首相本人で、改造をせっついているのは自民党の有力者である。政治家は新聞に記事を書かせて既成事実を捏造(新聞辞令)し、状況を自分の思惑へと誘導しようとする。これも政治だ。 

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by thessalonike5 | 2008-07-29 23:30 | 政局
投機マネーは誰によって生み出されるのか - 二つの不等価交換
b0090336_14401314.jpg酷暑の日が続く。この灼熱の地獄の中で、路上で生活している人たちが多くいる。冷房の効いた室内に逃げ込むことができない人々が無数にいる。昨年のNHK『ワーキングプアⅢ』に出てきた彼は、あの池袋の高架下の歩道脇で、まだダンボール生活を送っているのだろうか。家があり、冷房の環境がある者でも、この過酷な夏を体調を崩さず無事に乗りきるには注意と用心が要る。すべての国民に健康で文化的な最低限度の生活が保障されているこの国で、気温が体温より高い炎天下の雑踏に放り出されて放置されたままの人間が大勢いて、その人たちのことはニュースにもならず、無視されたまま政治と社会が動いている。社会民主主義の野党の党首は、涼しい札幌へ出張して、夜のビールがうまかったと夏休み日記を披露している。せめて想像をしよう。そして気持ちを言葉にして発信しよう。路上生活者を救う政治学や経済学でなければ、その理論には何の意味も価値もない。2年前、本を出したとき、このような機会は一生に一度だと思い、出版社から与えられた短い行数枠の序文にそのことを書いた。

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by thessalonike5 | 2008-07-28 23:30 | 世界金融危機
朝日の消費税増税プロパガンダ - メタボな政府と餓死寸前の政府
b0090336_1641273.jpg酷暑の日が続くこの季節は、官僚たちにとっては予算編成のヤマ場の時期でもある。庶民がへばる真夏に官僚たちは燃え、がめつく予算をぶん奪って、甘い汁の利権の確保と増殖に精を出す。それは単に限られたパイの争奪戦だけではなく、官僚たちにとっては税収の確保こそが重要で、すなわち増税を国民に受け入れさせる世論工作の政治こそが、官僚にとってのこの時期の最大の政治課題になるのであり、官僚幹部は新聞幹部と連携をとってローラー作戦を展開するのである。予想はしていたものの、このところマスコミの消費税キャンペーンが凄まじく、新聞を読んでいて眩暈と頭痛を覚えてくる。特に朝日新聞の財務官僚との癒着と一心同体ぶりは正視に耐えない。与謝野馨が、総選挙への影響を考えて消費税増税の2009年度実施を見送ったにもかかわらず、官僚たちは諦めておらず、マスコミで世論を固めて政治家を動かそうと躍起になっている。解散を前に、自民党と民主党で消費税増税の合意ができれば、両党のマニフェストにそれが明示され、2009年の年度内実施が十分可能になる。

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by thessalonike5 | 2008-07-25 23:30 | 政局
八王子通り魔事件 - 菅野昭一の動機と家庭環境、いじめの影響
b0090336_1640133.jpg八王子通り魔事件について、昨日(7/23)記者団に聞かれた福田首相は、「社会的な背景が何かあるのか、よく調べなければいけない」と言っている。本当に政府が社会的原因の調査に動くのかどうかはわからないが、事件発生から24時間以内の時点で総理大臣からこうした発言が出た事実は大いに注目に値する。昨夜の報道ステーションでは、古館伊知郎が、「話を広げすぎだと批判されるかも知れないが、事件の背景に切り捨てや使い捨てにされている若者の労働の問題があり、社会から排除されて簡単に絶望する大勢の人間がいることは無視できない」と言っていた。ワイドショーでは、社会に原因があるとする立場とないとする立場でコメンテータが分かれて論争がされていて、鳥越俊太郎は「小泉構造改革の名の下に進められた変化が、こういう犯罪を産み出していると思えてならない」と持論を展開、落合恵子も「社会のなかに原因がないのか点検しないと連鎖は断ち切れない」と指摘している。 

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by thessalonike5 | 2008-07-24 23:30 | 秋葉原事件
上げ潮派と増税派の対立という虚像と演出 - 総裁選の政治日程
b0090336_16265041.jpg予感と言うより確信として、現在、「あれもユダヤのせい、これもユダヤのせい、ユダヤ人が全部悪い」とユダヤ陰謀論を言っている者は、1年後か2年後の今頃、きっと、「私は騙されました」、「連中が言っていたことは真っ赤な嘘です」と全否定しているに違いない。そう思われてならない。ワールドオーシャンファームの政治学。これまでの人生で何度「私は騙されました」を言い続けてきたのだろう。ネットの政治言論の中で、ユダヤ陰謀論と癒着して精力的に布教が続けられている痴漢冤罪論の方はどうなるのだろうか。信者はさらに増えるのだろうか。ブログ左翼の主流派が、次第にカルト集団の様相を帯び始めているように見える。簡単に信じるからすぐに騙される。コミットメントの安直さという問題を考えざるを得ない。カッシーニを思い出したのは、単に蟹工船や資本論のブームのせいだけではなく、信仰という問題、すなわち、政治思想への人格的コミットメントの緊張感をあれほど厳しく切なく示し見せてくれたことの感動と、眼前のイージーな擬似コミットメントの乱発ごっこ(=前言撤回ごっこ)がコントラストとして映ったからである。

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by thessalonike5 | 2008-07-23 23:30 | 政局
共産党ブームの政治 - 3年前にネットで風を巻き起こした先駆者
b0090336_161288.jpg昨夜(7/21)のテレビ朝日の政治番組で、大竹まことと森永卓郎が共産党本部を訪問する特集が放送されていた。三宅久之とビートたけしが仕切って、右翼と新自由主義のプロパガンダで視聴者を洗脳することが目的のこの番組では、格差や貧困の問題は絶対に正面から取り上げられることはない。ちゃらけた永田町政争ネタで自民党と民主党のタレント議員に「口喧嘩」を演じさせ、浜田幸一と三宅久之の罵倒と恫喝で茶番を締めくくる。三宅久之の恫喝で発言を封じられるのは、森永卓郎であり、中国人であり、共産党であり、民主党であり、常に相対的に左側の立場の論者である。この番組は保守反動と新自由主義からの洗脳宣伝工作であると同時に、他の政治番組と同じく、マジョリティである保守層(読売・日経・文春読者)にとっての「安心理論」の提供吸入の場でもある。ここでは、視聴者にいかにも生の政治の争点と討論を見せているような錯覚を与えながら、実は本当に深刻な問題を隠蔽し、視聴者から見えないようにしている。

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by thessalonike5 | 2008-07-22 23:30 | 政局
「文藝春秋」の小泉・竹中批判 - スティグリッツのインタビュ-記事
b0090336_14233458.jpg今日(7/20)の「サンデーモーニング」で、金子勝が出演して米住宅公社2社の問題について解説していた。2社の業務は、米国の民間金融機関から住宅ローン債権を買い上げて、それを証券化したり保証を与えることだが、金子勝によれば、現在2社の発行証券には買い手がつかず、業務が停止した状態にあると言う。ポールソンが7/13に発表した対策は、「公的資金を投入して2公社の株式を購入する可能性がある」というもので、公的資金投入の確言でも国有化でもなく、支援策の具体内容はFRBからの貸出増加と政府が融資枠を拡大して資本増強を図るというところに止まっている。金子勝は直ちに2社を国有化する必要があると述べ、米国の金融政策当局の対応が、日本の不良債権処理のときと同じかそれ以上に 「too little too late」 な性格が顕著である点を指摘していた。サブプライム問題が起きたとき、米国は日本と違って迅速果断に処理して解決すると言っていたが、実際には日本以上に問題を先送りさせている。

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by thessalonike5 | 2008-07-20 23:30 | 世界金融危機
「影の銀行システム」 - 10年周期の過剰信用恐慌と「資本論」
b0090336_16344565.jpgメリルリンチが4-6月四半期の決算を発表して46億ドル(約5千億円)の大幅赤字を出したことが報じられている。日経の今朝(7/18)の紙面にはメリルの記事はなく、JPモルガンの純利益が前年同期で53%減少した情報が小さな扱いで載っている(7面)。日経の記事では、モルガンの数字はアナリストの予想を上回る好業績で、経営の堅調さを示すものだという認識が示されている。「勝ち組」の新聞である日経を久しぶりに隅々まで読んだが、記事内容は確かに価格(140円)に見合う品質があって面白いけれど、当然と言うべきか、従来どおりの「安心理論」の記事が充満で、どこにも米金融危機や世界恐慌への危機感が見受けられない。米住宅公社2社の発行債券を農林中金が5兆5千億円保有している記事が4面にあったが、論調は実に淡々としたものだ。これは報道されている公社2社の債券発行残高530兆円の1%を占める巨額で、すなわち5兆5千億円が紙屑になろうとしているのである。農林中金の経営は大丈夫なのか。

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by thessalonike5 | 2008-07-18 23:30 | 世界金融危機
キーワードとしてのレバレッジ - 金子勝の論文と田中宇の記事
b0090336_17464.jpg世界経済のニュースへの関心が高まっていて、注目点は大きく二つある。一つは現在の原油価格の高騰が今後も続くのか、それとも間もなく暴落するのかという問題であり、もう一つは米国の金融危機がどうなるのか、1929年の世界恐慌の事態が再現するのかという問題である。二つの問題は構造的に関連している。主に米国からニュースが発信されるこの問題は、われわれの生活と将来に直結する問題であり、一刻も目を離すことのできない焦眉の問題だが、ニュースの中に国際金融の専門用語が含まれて説明される難解な事象であり、容易に理解を得られない悩ましさがある。この問題について概念的な了解を得る必要がある。ぼやけた視界が眼鏡をかけることで対象を明確に捉えられるように、自分自身の中に精度のよい眼鏡を装着しないといけない。それは経済学的な知見というものだろう。それを各自の知性が準備しないと、何が起きても、原油が高騰しても、株価が下落しても、福田が悪い、自公が悪い、ユダヤが悪いと、そればかりを暑苦しく騒ぎ続けるBLOGと変わらなくなる。

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by thessalonike5 | 2008-07-17 23:30 | 世界金融危機
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