世に倦む日日
2014-05-04T10:59:24+09:00
thessalonike5
本と映画と政治の批評
Excite Blog
引っ越ししました。
http://critic5.exblog.jp/21791720/
2014-01-01T23:30:00+09:00
2014-05-04T10:59:24+09:00
2014-01-04T15:20:55+09:00
thessalonike5
未分類
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大晦日に - 朝日の投書 「日中は戦争になるのですか」
http://critic5.exblog.jp/21764526/
2013-12-31T23:30:00+09:00
2014-01-01T23:18:49+09:00
2013-12-31T17:27:50+09:00
thessalonike5
未分類
大晦日を迎えてしまった。慌ただしい。政治が大量に押し寄せ、毎日の時間の流れの中に詰まりすぎていて、ブログの記事を書くタイミングと巧く同期をとれない。TWの140字の連発に走ってしまう。考察する、分析する、概念を見つける、論理を組み立てる、ということができない。マルチタスク、マルチスレッドの情報処理を強いられる政治の日常だ。10月下旬からは秘密保護法の政治の過程があった。その中に巻き込まれ、自らデモに積極参加し、瞬く間に時間が流れた。この政治が何であったのか、どうして強行採決を止められなかったのか、意義と限界は何なのか、掘り下げて理論的に検討を加え、経験から教訓を引き出し、意味づける政治学の総括をしたかったが、それをする間もなく、都知事選と辺野古埋め立ての激動の政局を迎えた。都知事選に首を突っ込まざるを得ず、TWに張り付いてアジテーションを乱打せざるを得ない日常になった。今年は大きな政治戦に二つ遭遇し、渦中に飛び込んで陣地を這い、塹壕にへばりついて銃弾を撃った。7月の参院選、10-12月の秘密保護法。前者は勝利を手にし、後者は痛い敗北を喫した。7月の東京選挙区の戦いは、計画どおり、山本太郎と吉良よし子を当選させ、鈴木寛を落選させるというパーフェクトゲームを得た。最後の一週間の敵側(鈴木寛を応援する右翼)のTWでの誹謗中傷攻撃は、本当に凄まじい重爆撃だった。
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仲井真弘多にリコールを - 12/27のNHKの異様な奉祝報道
http://critic5.exblog.jp/21756471/
2013-12-30T23:30:00+09:00
2014-01-01T23:17:33+09:00
2013-12-30T16:58:24+09:00
thessalonike5
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12/27の夜、仲井真弘多が辺野古埋め立てを容認した記者会見の報道があった。テレビではNHKしか番組がなく、7時のニュースとNW9を見るしかなかった。年末で冬休みのため、報ステとNEWS23を見ることができない。NW9と報ステでは、かなり論調が違ったはずで、視点と立場が異なり、流す映像が違っただろうと思うが、それを確認するころができなかった。知事公邸の会見で仲井真弘多に噛みついていたのは、TBSの金平茂紀だ。NEWS23の放送があれば、岸井成格が仲井真弘多を一刀両断するコメントを吐いただろう。安倍晋三は周到に、政府に批判的な報道番組が仕事納めをした機を狙い、辺野古埋め立て容認に政治をセットし、靖国参拝を強行している。国民の間に批判が広がって、支持率下落に繋がる影響が最小限になるよう、狡猾にタイミングを選んでいる。NHKの画面の前で歯噛みしていたが、ふと、なるほど、数年後はこうなるのかという考えが頭をかすめた。安倍晋三にとっては、この報道環境が理想であり、あるべきマスコミと国民の姿なのである。政府に不満や批判を言う放送局が皆無で、安倍晋三を礼賛する報道と演出ばかりで埋められ、国民が安倍晋三の政治に満足し、政府の政策に納得し、番組キャスターを媒介して安倍晋三と国民が常に一体化するような、そのような共同体の図が理想なのだ。つまり、北朝鮮と同じ政治社会である。朝鮮中央放送しかない環境だ。
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安倍晋三の靖国参拝と米国の批判 - その政治の分析
http://critic5.exblog.jp/21735131/
2013-12-27T23:30:00+09:00
2013-12-29T16:17:45+09:00
2013-12-27T17:17:50+09:00
thessalonike5
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昨日(12/26)の安倍晋三による靖国参拝に対して、米国政府が「disappointed」の厳しい表現で批判を加えた。「日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動を取ったことに米国政府は失望している」。 United States is disappointed that Japan's leadership has taken an action that will exacerbate tensions with Japan's neighbors. しかも、この発表は、米国大使館から即座に発表され、サイトにプレスリリースとして公表された。このことの意味は重大だ。昨日、ネットで安倍晋三の靖国参拝の報を知ったとき、千鳥ヶ淵にケリーとヘーゲルの2名を献花させてメッセージを発していた米国が、どういう反応をするだろうかと関心を持ったが、すぐに厳しい批判が飛び出し、私は正直に驚かされた。異例だ。これまで、米国政府が日本の首相の行動について文書で直接批判した例はない。思い浮かばない。しかも、即日に発表された。昨夜のNHK-BSのニュースで、鎌倉千秋が、DCは12/25のクリスマスの夜なのに、対応を協議して声明を東京の大使館に発表させたと、その異例ぶりに言及していた。NHKのニュースでは、安倍晋三は朝の参拝直前、米国大使館に電話を入れたと伝えている。テレ朝の記事では、米国に事前通知しなかったとあるが、これはNHKの報道の方が正確だろう。臆病な安倍晋三が、米国に事前連絡しないはずがない。
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安倍晋三と仲井真弘多の茶番会議とNHKの脱力報道
http://critic5.exblog.jp/21727619/
2013-12-26T23:30:00+09:00
2013-12-27T22:41:10+09:00
2013-12-26T19:05:43+09:00
thessalonike5
未分類
年末になり、報ステやNEWS23の放送が休みに入っているため、昨日(12/25)の仲井真弘多と安倍晋三との会談については、NHKの報道を見るしかなかった。予想はしていたものの、7時のニュースの中身は酷く、血圧が上がるものだった。仲井真弘多の、「驚くべき立派な内容をご提示いただいた」という絶賛の言葉の映像を流した後、小郷知子は、「どうして安倍首相はこれほどの支援策を沖縄県に提示したのでしょう」と問い、官邸担当の岩田明子を登場させ、「はい、安倍首相は、」と安倍晋三の沖縄への恩情の大きさを強調する説明のやりとりを示した。これを見た沖縄の人々の衝撃と憤怒はいかばかりのものだっただろう。安倍晋三は、仲井真弘多に「驚くべき立派な内容」という驚嘆の賛辞をカメラの前で言うよう、最初から芝居の台詞を仕組んでいる。そして、NHKの放送の原稿も官邸が準備していて、一つの見せ物として演出しているのだ。沖縄県側が求める振興策と負担軽減策に対して、その要望を超える回答を返したため、知事の仲井真弘多が驚き、随喜に溢れた感謝の表現が飛び出したという芝居であり、ここまで沖縄に特別な配慮を示したという印象工作を図った政治である。呆れるのは、こんな絵を見せて得意になっている安倍晋三の神経であり、それに付き合っている仲井真弘多の悪辣さだ。おそらく、仲井真弘多には数億円の裏金が約束されているのだろう。
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「東アジアの安全保障環境の激変」の言説と防空識別圏
http://critic5.exblog.jp/21712933/
2013-12-24T23:30:00+09:00
2013-12-26T10:01:12+09:00
2013-12-24T18:19:58+09:00
thessalonike5
未分類
天皇陛下の80歳の誕生日の記者会見、例年になく、戦争と憲法について深く言及していたのが印象的だった。現在の安倍政権が戦争に向けて全力疾走しているのを見て、両陛下は不安に感じ、勇気を出して警告のメッセージを発しているのだろう。「戦後、(中略)日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました」。様々な改革とは、教育改革であり、農地改革だ。「平和と民主主義」と言う言葉は、最近の政治の世界では絶えて聞く機会がなく、こうして天皇陛下の口を通じて出てくると、あらためて清新な響きに心を躍らされる。「当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います」。これは、今年初めに死去したベアテ・シロタのことだろう。「今後とも憲法を遵守する立場に立って、事に当っていくつもりです」。この言葉は、国事行為の問題に関して発言した件で登場したものだが、23年前に即位した宣誓の、「皆さんとともに日本国憲法を守り」の一節をおのずと想起させる。それへの回帰を意識させるべく、意思と意味を文脈の中に忍ばせているのに違いない。自分も憲法を守るから、政府も平和憲法を守って欲しい、国民も平和憲法を守って欲しい、そう念じ、渾身の思いで呼びかけている。これは、改憲と戦争に暴走している安倍晋三に対する、実に正面からの挑戦の文言と言うべきものだ。
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都知事選の提案 - 若いリベラル候補で安倍晋三を倒す
http://critic5.exblog.jp/21685818/
2013-12-20T23:30:00+09:00
2014-01-10T19:52:12+09:00
2013-12-20T17:31:19+09:00
thessalonike5
未分類
これが最後の都知事選になるかもしれない。中国と戦争を始め、日本全土が戦火に包まれ、多くの人が焼け死に、日本という国家そのものが滅びるかもしれない。だから、この政治戦は、どうしても安倍晋三を敗北させないといけない。戦争を止めないといけない。猪瀬直樹の首を落とし、2月に都知事選の日程を仕組んだのは安倍晋三だ。2月は予算委の論戦の季節。1月下旬に通常国会が開幕して、民主党は秘密保護法の問題にフォーカスして政府を追及する。強行採決で押し切った12月の国会に針を戻し、国民とマスコミの世論を背景に、法律廃止を掲げて攻防の争点にしようとする。安倍晋三にとって防戦一方の苦しい国会運営となり、答弁が二転三転し、またぞろ石破茂あたりが舌禍事件を起こし、国会前でデモ隊が抗議し、マスコミが政権を叩き、再び支持率が下落する要因が作り出される。支持率が40%を切って沈み込む事態になれば、4月以降に予定している集団的自衛権の政局がきわめて困難な環境になる。憲法解釈変更の閣議決定と国家安全保障基本法案の成立が、思惑どおりに運べず、不意の座礁を起こしかねない。これは安倍晋三にとっては最悪の想定だ。こうした懸念を払拭し状況を打開するため、安倍晋三の方から先手を打ち、2月に都知事選を仕掛け、そこで勝利し、民意を得たという既成事実を作る一計を案じたのだ。徳洲会から裏金をもらっていた政治家は何人もいる。
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リベラルの欺瞞とファシズム - 加藤陽子、長谷部恭男、東大
http://critic5.exblog.jp/21664013/
2013-12-17T23:30:00+09:00
2013-12-18T23:27:25+09:00
2013-12-17T16:44:33+09:00
thessalonike5
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秘密保護法への反対運動が盛り上がった先々週、成立2日前の水曜(12/4)が、抗議のヒューマンチェーンが呼びかけられた日だった。小春日和の昼間、12時から13時半、6000人が集まって国会を取り巻いた。集会をやっている参院議員会館前から、美しい銀杏並木を時計回りで一周しようとして、永田町駅の角から国会図書館、さらに憲政記念館から国会正門へ向かって歩いていた。時計塔のある国会前庭の付近にさしかかったとき、ハンドマイクで演説している者がいて、周辺の歩道に一塊の小さな集団ができていた。「出版労連」の幟旗が立っている。40代後半に見えるハンドマイクの男は、新聞労連の副委員長だと名乗っていた。今回の運動では出版労連の仲間たちが精力的に動いてくれていて、今日もこうして昼休みの時間に駆けつけているのだと案内をした。そして、岩波書店労組の委員長に挨拶のマイクをバトンタッチした。歩いていた私は、それを聞いてほうと思い、どんな顔か拝ませてもらおうと立ち止まったところ、これまた40代に見える若い、私の感覚では女の子という印象になる人物が、秘密保護法反対の話を喋り出した。が、感想を正直に言うと、肩書きから期待したものとは裏腹に、演説は素人丸出しで全く面白くなかった。言葉に知的興奮を感じなかった。縁故採用ばかりやっているから、こんな具合になるのだろうかと、不興に感じたのが本音である。
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都知事選でSTOP THE ABE - リベラル統一候補の擁立を
http://critic5.exblog.jp/21656465/
2013-12-16T23:30:00+09:00
2013-12-17T23:14:41+09:00
2013-12-16T16:47:45+09:00
thessalonike5
未分類
東京都知事選が始まろうとしている。猪瀬直樹が徳洲会から5000万円の裏金を受け取った疑惑が暴露されたのは、3週間前の11/22のことだ。秘密保護法案の政局がまさに佳境に入った時期だった。ここから、日本の政治は秘密保護法案で一色となり、12/6にそのクライマックスを迎えた。その間、検察からは追加のリークがピタリと止まっていた。ようやく今日(12/16)になって、1年前の知事選で、選挙運動の経費の領収書を偽造していた問題が表に出た。マスコミ報道も、辞任の詰めの段階に入ったことを示している。前回の記事で、この徳洲会事件の捕り物は、検察(特捜)が権力の復活を目したリベンジの政治であり、猪瀬直樹が生け贄に選ばれたのだと指摘したが、当然、猪瀬直樹をスケープゴートにして屠る算段にゴーサインを出したのは安倍晋三である。検察と安倍晋三で段取りを決めている。検察は、最初から猪瀬直樹に対して捜査も立件もしないことを決めていて、リークのみで退路を断ち、辞任の形で仕留める思惑なのだ。小沢一郎の前例があり、政治資金規正法での正攻法が厄介でリスクが大きいという判断があるからだろう。首を獲れば結果は同じである。検察のリークが止まり、急に静かになり、どうしたのだろうと訝っていたが、ゆっくりと時間をかけたのには理由がある。後釜の自公候補の内定に時間を要したからだ。そして、秘密保護法の政治からなるべく時間を置きたいからだ。
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「反日」、「テロリスト」、「スパイ」 - 内務省、憲兵、軍法会議
http://critic5.exblog.jp/21627922/
2013-12-12T23:30:00+09:00
2013-12-15T22:07:51+09:00
2013-12-12T18:10:45+09:00
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昨夜(12/11)の報ステを見ていると、安倍晋三が政府の会議で、来週提出する「国家安全保障戦略」と「防衛計画の大綱」について、それらを歴史的文書にすると意気込む場面があった。例の、北岡伸一が座長で策定している「積極的平和主義」の作文のことだ。来週はこの問題が報道の焦点になり、議論されることになるだろう。武器輸出三原則が撤廃される。愛国心を涵養する方針が盛り込まれる。「国と郷土を愛する心を養う」という文言が記される。改悪された教育基本法の中身が、安全保障政策の項目として入り込む。このことの意味を軽く考えてはいけない。現実に、大阪で起きた君が代の口元チェックの狂気は、改悪教育基本法が根拠となっていて、人権侵害する側がこれを正当化の武器にして派手に濫用する現実が続いた。北岡伸一の「安保戦略」に掲げられた「愛国心」の方針は、抽象的な精神論のレベルでとどまらず、必ず実定法となって制度化され、行政化され、司法化され、国民生活に影響が及ぶところとなるのだ。「愛国」が法制化され、「愛国」が強制される。その具体的な意味は、「愛国」の反対の範疇が行政や司法に登場し、国民生活を覆うということだ。その範疇とは「反日」である。現在は右翼の語である「反日」が、市民権を得て行政や司法の現場で猛威をふるう。「反日的な放送」、「反日的な教師」、「反日的な企業」、これらが日常空間に定着する。
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秘密保護法を招いた通路 - マスコミは政治報道の反省を
http://critic5.exblog.jp/21616198/
2013-12-10T23:29:00+09:00
2013-12-11T23:20:10+09:00
2013-12-10T16:48:44+09:00
thessalonike5
未分類
今日(12/10)の朝日の1面トップは、昨夕、安倍晋三が官邸で会見して秘密保護法の成立を釈明した件への批判記事となっている。安倍晋三が、秘密保護法について、「秘密の範囲は広がらない」とか、「通常の生活は脅かされない」と言い訳したのに対して、「根拠を示してない」と反論、「秘密指定の恣意性をどう防ぐかなどについての具体的な説明はなかった」と一蹴している。他紙の紙面は確認してないが、おそらく読売や日経の1面トップは別の内容だろう。昨夜(12/9)のNHK-NW9は、北朝鮮の張成沢失脚の事件を冒頭で紹介した。テレ朝の報ステは、江田憲司の離党会見とみんなの党の分裂がトップニュースだった。少し前の朝日なら、みんなの党の政局騒動をトップで報じたに違いない。ここ数日の朝日の紙面は、秘密保護法の報道に限っては、ほとんど東京新聞と同じ姿勢と論調になっている。12/8の1面で、東京本社編成局長の杉浦信之が社論を上げ、「私たちは今後も、この法律に反対し、国民の知る権利に応える取材と報道を続けていく」と書いていたが、その空気が編集部を包んでいることが窺われる。それともう一つ、この1面トップの編成には経営上の別の理由があって、秘密保護法に対して読者の関心が高いのだ。他のニュースよりも秘密保護法に関する記事を大きく扱い、大見出しにして売った方が、駅売りの部数が増えるのである。
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秘密保護法の成立 - 闘いは続く、政権を倒すときまで
http://critic5.exblog.jp/21611090/
2013-12-09T22:30:00+09:00
2013-12-11T00:32:07+09:00
2013-12-09T15:34:42+09:00
thessalonike5
未分類
特定秘密保護法。成立はしたが、施行までまだ時間がある。勝負はこれからだ。問題は、単に第三者機関だけでなく、第12条のテロリズムの定義にあり、共謀、教唆、未遂、扇動も実刑になるという恐るべき人権弾圧の治安立法の本質にある。施行前の修正論議が浮上したときには、必ずマスコミが批判を再開し、同じ騒動の再燃となり、国民の反対運動も続いて政局となるだろう。今回は、会期末の強行採決で乱暴に幕を閉じる結末となったが、こんな常軌を逸した手法を何度も使えるとは思わない。法律の廃止または抜本改正を求める国民の声は、今回以上に高まると予想され、野党も簡単に納得了承することは難しいだろう。日弁連は諦めていない。12/6夜の日比谷野音の集会で、日弁連の海渡雄一は、もしこの法律が施行され、実際に最初の逮捕者が出た場合は、1000人の弁護団を編成して全力で弁護すると宣言した。このまま1年が経ち、法律の施行日を過ぎたとしても、現在の反対圧力の強さを考えれば、現実にどこまで実定法として機能し、当局が意図したとおりに運用を進められるか疑問だ。むしろ、次の選挙で政権を変え、この危険な欠陥立法を廃止せよという世論になるのが自然だ。1年経てば、選挙は2年後の日程となる。この法律が重要な争点になることは必至で、であれば、議論の中でこの法律は立ち往生の状態にならざるを得ない。
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秘密保護法反対のデモの日々 - ファシズムの下の東京
http://critic5.exblog.jp/21580167/
2013-12-03T23:30:00+09:00
2013-12-05T09:34:33+09:00
2013-12-03T15:54:34+09:00
thessalonike5
未分類
週末からずっと秘密保護法反対のデモに出ている。11/30(土)は渋谷と原宿の街を歩く夜のデモに加わった。12/1(日)は、新宿西口での日弁連の街頭演説をIWJのネット配信で見たあと、渋谷駅前で抗議行動があったのでそれに駆けつけた。12/2(月)は、参院議員会館前で行われたキャンドル集会に参加した。頭数を作るためだ。後で後悔しないためだ。昨夜のペンライトでの行動は、1500人が集まったという数字が出ている。石破茂の暴言問題があったため、マスコミが注目して、夜のニュースに入れる素材を切り取るべく、カメラを担いだスタッフを出動させていた。日テレ、TBS、報ステの武内絵美など。しかし、この局面になってもデモの参加者の数は依然少なく、爆発的な盛り上がりに至らない。左派政党の動員にようやくエンジンがかかり始めたのか、婦人民主クラブとか、退職した元教組の先生たちとか、それと思しき人たちが詰めかけている。だが、それが主力になると、人に感動を与える絵にならず、平板で弛緩的なルーティンワークのマンネリ映像に止まってしまう。言いたいのはこういうことだ。昨年、6月の初めだったか、官邸前の反原発デモで感動的な映像がネットに流れた一瞬があった。参加者は、まだ1000人に届かない初期の段階だった。雨が降る中、30代の若い会社員の姿をした男女が懸命に「再稼働反対」を叫び、その絵をIWJが実況中継した。ほとんどの者が一人でデモに来ていた。
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秘密保護法成立まで1週間 - 議員会館前の格差社会
http://critic5.exblog.jp/21558831/
2013-11-29T23:30:00+09:00
2013-12-01T12:54:27+09:00
2013-11-29T18:06:19+09:00
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秘密保護法案の参院での可決成立まで、残り一週間の日程となった。前回の記事で、「一人一人が自分自身の抵抗の物語を紡ごう」と勇ましいことを書いたのだけれど、そのとき思い浮かんでいたのは、辺見庸が4年前にカミュの「ペスト」を用いて講釈した一節だった。2009年2月のETV特集で放送された「しのびよる破局」。そこで、医師リウーの「ペストと戦う唯一の方法は誠実さです」という言葉が引かれた。人間の誠実さだけがペストに打ち勝つことができる。ペストという破局を前にして、人は誠実さだけで戦い抜くしかなく、ペストを克服するためにはただ誠実であるしかない。秘密保護法という、われわれを破滅と絶望に追い込む悪魔との戦いも、同じなのではないかと、そういう発想が過ぎったのだ。誠実さと謙虚さだけが、この戦いに勝ち抜く唯一の方法で、自分たち自身を守り救う道なのであり、結局それしかないのだと諦観する。後悔を残すことのないように、法案の成立を阻むべく最後まで屈服せず抵抗を貫いたことを、自らが選択した物語として刻むこと。そういう一人一人になり、デモに出た場で、他者に感動を与え、他者から勇気をもらうこと。ここにも誠実に生きようとしている市民がいるのだと、発見をすることさせること。それを積み重ねられれば、自分や他者に対する信頼みたいなものができ、たとえ法案が成立して本物の地獄に投げ込まれても、そこで粘り強く生きる力を持つことができるのではないか。
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秘密保護法案の強行採決 - 悔いのない渾身の抵抗を
http://critic5.exblog.jp/21547682/
2013-11-27T23:30:00+09:00
2013-11-28T23:37:33+09:00
2013-11-27T16:53:17+09:00
thessalonike5
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昨日(11/26)、特定秘密保護法案が衆院の特別委で採決され、本会議に上程されて賛成多数で可決された。朝、起きてPCを立ち上げ、Yahooのトップを見ると、本日中に採決強行という情報があり、NHKで特別委の審議の中継がすぐに始まった。審議と言っても、いつもと同じ調子でだらだらと質疑と答弁が進行し、見るに耐える議論にならず、セレモニー的アリバイ的に時間が流れ、見ると気が滅入るだけだ。委員会室に緊張感がまるでなく、本当にこの後、強行採決が行われるのだろうかと不審に思うほど、淡々と静穏に時間が潰されて行った。共産の赤嶺政賢の次に生活の玉城デニーの質疑があり、いずれも短い時間で処理され、安倍晋三が立ち上がって議場を出て行った。11時15分。その瞬間、NHKが中継を中断してスタジオにカメラを戻し、高瀬耕造が別のニュースの原稿を読み始めた。秘密保護法案とは全く無関係の話題だった。安倍晋三が席を立った後、中継が途切れる間際、民主の議員が何人か委員長の額賀福志郎を囲む場面が入ったが、まさか、そこからすぐに採決があるなどとは全く予想できなかった。安倍晋三は国会ではトイレが近いという噂がある。安倍晋三の生理的事情で中断したか、あるいは、午後の審議について野党の理事が委員長と協議しているのか、そんな感じに窺える風景だった。怪訝な気分なまま民放に切り換えると、11時30分からのニュースで採決が報道された。
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