人気ブログランキング | 話題のタグを見る

本と映画と政治の批評
by thessalonike5


S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
access countベキコ
since 2004.9.1


















「命を守る行動」 - 気象庁のスパコンは動いていたのか
「命を守る行動」 - 気象庁のスパコンは動いていたのか_b0090336_1761074.jpg伊豆大島は、ずっと昔、一度だけ訪れたことがある。熱海から船に乗って行った。現在は高速ジェット船で45分だが、当時は2時間位かかった記憶がある。波が荒くて船室が揺れ、船酔いする乗客もいた。元町港に着き、泊まった民宿もその周辺だっただろう。それっきり足を踏み入れてないが、伊豆大島は私には近しい存在で、いつも空の上から見ている。帰省先から東京に帰るとき、大島上空の付近で「当機は間もなく着陸態勢に入ります」のアナウンスが流れる。「シートベルトをしっかりお締めの上、」の案内と共に減速降下が始まる。機体が大きく左に傾いて旋回を始め、左に眺望していた富士山が消え、窓いっぱいに相模灘の海が広がり、その下奧からピーナッツのような形の黒い伊豆大島が視界に入ってくるのだ。飛行機の操縦士は、伊豆大島を羽田への航空路の中継目標点としていて、それを目視で捉え、言わば左の主翼を伊豆大島に突き立て、左翼をコンパスの軸のようにして左旋回する。そして東京湾に侵入する。あるいは房総半島へ迂回する。西から東へ直線で向かっていた飛行機は、伊豆大島上空で左90度に針路を変え、北に向かって降下する。着陸モードになる。そのとき、三原山がくっきり見え、波浮港がきれいに見える。島の海岸線に立つ白波が見える。だから、伊豆大島は毎度の旅のなじみであり、東海道中の長旅を江戸に帰ってきた者の多摩川みたいなものなのだ。




続きの内容をレジまぐ版の方に詳しく公開しました。コメントはこちらにお願いします。ログイン画面はこちらです。

「命を守る行動」 - 気象庁のスパコンは動いていたのか_b0090336_1772890.jpg

by thessalonike5 | 2013-10-18 23:30
<< 映画「ローザ・ルクセンブルク」... 昔のIndexに戻る 伊豆大島の惨劇 - 警察は捜査... >>