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本と映画と政治の批評
by thessalonike5


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共産党の躍進について - 投票率は高い方がいいのか
共産党の躍進について - 投票率は高い方がいいのか_b0090336_15432842.jpg都議選で共産党が議席を倍増させて躍進することを、事前に予想していた情報がある。5/31に桜井哲夫が夕刊フジに書いた記事中に、自民党による議席予測の数字が公表されていて、そこで、8から16になることが示されている。さらに、維新についても1-2と予測していて、見事に的中させている。外したのはみんなの党で、これは民主に流れるべき票が最後の段階でみんなに流れ込んだと考えれば、全体をリーズナブルに評価することができよう。投票の約1か月前のものとして、きわめて精度が高かったと言える。この予測は、投票率の低さもよく勘案してのものだ。選挙から一夜明けた昨日(6/24)、共産党の躍進について、報道や論者からさまざまな意見が飛び交っている。本来、この都議選の結果で最も注目すべきなのは、自民の完勝や民主の惨敗や共産の倍増ではなく、維新のバブルが崩壊し、昨年末の衆院選時の得票数を3分の1に激減させたことだが、マスコミはそこにフォーカスしたくない意向があるのか、共産の話題に振っている。無論、共産が久しぶりに選挙で勝ったというニュースは大きく、そこに関心が向くのは当然だろうし、また、江川紹子のように、この事実の参院選への影響をなるべく抑えたいという反共の動機を持つ者にとっては、この躍進はフロックなのだと強調し、消極的に意味づけたいところだろう。




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by thessalonike5 | 2013-06-25 23:30
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