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本と映画と政治の批評
by thessalonike5


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姜尚中の阿世と金子勝の盲目 - 知識人が不在の日本
姜尚中の阿世と金子勝の盲目 - 知識人が不在の日本_b0090336_15213145.jpg8/15の報ステに出演した姜尚中が、竹島上陸から天皇への謝罪要求発言に至る李明博の一連の行動と言動を厳しく批判、「自国のナショナリズムを抑えないといけないのに逆に煽っている」として、指導者の資質を欠く愚行だと斬り捨てた。この姜尚中の主張が、この問題に関する日本の論調をほぼ代表していると言っていい。相対的に左側に属すると見られる姜尚中がこうした見方を示したことで、李明博の発言に対して多少とも内在的な態度で接して、反省的に日韓関係を考える契機にしようという論者はいなくなった。日本の中で、李明博の行動と言動は全否定され、包括的に無意味だと決めつけられ、全体が否定されることによって、個々の主張についても意味を拾わなくていいという結論と風潮になってしまっている。8/15の光復節の式典においては、李明博の対日批判は従軍慰安婦の問題だけに絞られ、この問題の解決に日本政府が前向きになるよう要求したが、慰安婦問題についてすら、日本では真面目に考えようと言う論者がいない。こうした日本の言論状況に対して、私は少数派として憂鬱な気分にならざるを得ない。なぜなら、李明博の発言は全て韓国国民の本音であり、国民的正論であり、発言の一つ一つについて世論調査をすれば、圧倒的多数が支持だからだ。日本と韓国の国論が二つに割れ、全く歩み寄れなくなるからだ。




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姜尚中の阿世と金子勝の盲目 - 知識人が不在の日本_b0090336_15224546.jpg

by thessalonike5 | 2012-08-17 23:30
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