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本と映画と政治の批評
by thessalonike5


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「総理面会」の政治の裏 - ガス抜きデモの背景と法理
「総理面会」の政治の裏 - ガス抜きデモの背景と法理_b0090336_14301595.jpg昨日(8/2)、野田佳彦が官邸前デモの主催者と面会する意向を固めたという情報が流れ、Twitter界隈はこの話題で一日中騒然となった。日程は来週以降とある。TLを追ってネットでの議論の模様を眺めると、この面会について二つの角度から否定的な見方のものが多い。一つは、デモの主催者は官邸前に集まっている参加者の代表者ではなく、参加者から正式な委任を受けておらず、参加者を代表する立場にないとする批判だ。正統性の欠如。もう一つは、官邸に招待されて面会に行っても、野田佳彦の口から原発の必要性について説明を受けたという既成事実を作られるだけで、結局はデモが政府側に取り込まれ、利用される結果に導かれるだけだから中止すべきという意見である。この二つの声を代表し集約するのがきっこのTweetであると言える。TLの中には、野田佳彦を面会に動かした事実を積極的に評価し、デモの成果であるとして主催者(反原連)を讃える声もあるが、全体としては少数派にとどまり、否定的な視線の方が圧倒的に多い。一言で要点を言えば、主催者が信用されていないのだ。一任を託せる代表者として信認されておらず、政府と直接対峙して結果を出せる指導者として期待されていない。デモを主催してきたのは彼らであり、政府側がデモの「代表」を選定しようとすれば彼らしかないのだが、多くのデモの参加者が、反原連の面々がデモの代表として振る舞うことに反発を覚え、この面会を不信の目で見ている。このことは間違いない。




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「総理面会」の政治の裏 - ガス抜きデモの背景と法理_b0090336_14312861.jpg

by thessalonike5 | 2012-08-03 23:30
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