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本と映画と政治の批評
by thessalonike5


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増税反対議員のための新党構想 - 「新党・国民の生活が第一」
増税反対議員のための新党構想 - 「新党・国民の生活が第一」_b0090336_13141794.jpgこれから輿石東が小沢一郎を説得し、採決では否決票ではなく棄権票にしてくれと頼む。そうすれば、党内を穏便に纏めて除名だけは避けるように配慮してやるからと条件を持ちかける。マスコミ報道によると、現在、造反議員の数は60人で、反対が40人、棄権が20人ほどと言われている。40人を代表するのが小沢一郎で、20人を代表するのが鳩山由紀夫という輪郭の説明だ。鳩山家の資金を注いで民主党を創立した鳩山由紀夫は、党を去るのは未練があり、採決時の対応に逡巡しているのが言葉の端から窺い知れる。そこを小沢一郎がネジを巻くのだが、輿石東の狙いどころもその点で、時間をかけて切り崩し、棄権票の議員にカネとポストを与えて賛成票に寝返らせ、60人の数を40人に減らし、残った40人の数を削ぎながら否決票から棄権票に切り返させる。採決延長は最初からのシナリオで、6/21を過ぎたら内閣不信任案だと自民党が息巻いていたのは、民主党内の「一任」手続きの工作を詰めるための芝居だった。ここからは、時間をかけて造反組の調略をするのである。輿石東がこの切り崩しに必死になる動機は、衆院の造反議員の数が多くなると影響が参院に及ぶからで、参院民主党が分裂すると自身の権力的地位が危うくなるからである。追い出す小沢系議員を極小に止め、参院から合流する数を少なくしたい。この政局のテーマは「輿石東の裏切り」だ。




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増税反対議員のための新党構想 - 「新党・国民の生活が第一」_b0090336_1315439.jpg

by thessalonike5 | 2012-06-21 23:30
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