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戦争が近づいている - 赤狩りとファシズムの台頭の裏
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Twitterを使って「南京事件」の検索をかけると、私の2日前のツイートが上位に出てくる。「南京大虐殺」についても同じだ。この問題についてネットでどのような議論がされているか、それを確認しようとしてTwitterのキーワード検索を調べてみた。現在では、Blogや掲示板よりも、Twitterがネット言論の動向や情勢を探知する上で精度の高いアンテナと考えられる。橋下徹の思想調査の件についても、世間の反応はどうだろうと気になり、「橋下徹」で検索もかけてみたが、何やら似たような結果が出る。自慢を言いたいのではなく、次の二つのことを言いたいのだ。第一に、こうしたファシズムの論調に批判的な立場の者が少なく、逆に、橋下徹や河村たかしや石原慎太郎を支持し、南京事件などなかったと言い張っている者のツイートが圧倒的に多いことだ。第二に、数万人のフォロワーを抱える著名人たちが、眼前のファシズムの怒濤の潮流に対して抵抗や警鐘の論陣を全く張っていない事実である。江川紹子とか、湯浅誠とか、堤未果とか、鳥越俊太郎とか、マスコミでも活躍して影響力のある者たちが、この異常な空気に抗して割り込む行動をしていない。言論で収入を得ている者たちが、言葉を発せず黙って見ている。今の危機的状況に適切に言葉を当て、市民に訴えている知識人の表現がない。憲法の破棄が宣告されているのに、危機感がなく、緊張感がない。
by thessalonike5
| 2012-02-27 23:30
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